
婚活で出会った人と結婚前に同棲するべき?おすすめの同棲期間や判断基準まとめ
同棲には価値観を知ることができる・結婚生活をリアルにイメージできるなどのメリットがあります。婚活で知り合った場合は友人期間が短いため、相手を深く知るために同棲するのもおすすめです。「婚活で出会った人と同棲を成功させるポイント」を参考に、有意義な時間を過ごしましょう。
目次
婚活で出会った人と結婚前に同棲するべき?
婚活で出会うと、友人の期間が短い段階でも交際に発展しやすいです。
結婚前提で交際するため、恋愛結婚よりも結婚について話す機会が多い傾向にあります。
しかしお互いに知らない部分が多いので、「結婚前に同棲した方が上手くいくのか」と迷ってしまう人もいます。
結婚前の同棲については「良い」「悪い」の両方の意見があるため、一概にどちらが良いとは言えません。
結婚に関する価値観が合うかどうか不安が大きい場合には、同棲で疑似体験ができるので試してみるのも手です。
婚活で出会った人と同棲するメリット・デメリットを踏まえ、必要性を考えてみましょう!
結婚前の同棲経験があるカップルは約5割
アニヴェルセル総研のアンケート調査によると、結婚前に同棲・半同棲していたカップルは約5割です。
>> アニヴェルセル総研
年代別に見ると、20代が50.5%・30代が48.1%となっています。
30代は結婚適齢期であることからも、20代に比べて同棲・半同棲せずに結婚に至るカップルが多いです。
結婚前の同棲に8割以上が満足している
同棲・半同棲を経験したカップルのうち、8割以上が「満足」だと答えています。
>> アニヴェルセル総研
性別別に見ると、「とても良かった」「良かった」と答えた男性は88.2%・女性は82.8%です。
結婚前に同棲すると相手を知る機会になるだけでなく、生活における価値観の相性を見極められます。
同棲して別れてしまってもそれは良い選択
結婚相談所での真剣交際は、婚前交渉や同棲が禁止されている場合が多いです。
同棲をする場合、成婚退会の手続きをしなければなりません。
また同棲をして破局してしまうと、結婚相談所を再度利用するにも入会手続きを行わなければならないのです。
せっかく高額な料金を払って成婚直前まで関係が進んだのに、同棲がきっかけで破局してしまったとなると意気消沈してしまう人もいます。
しかし生活を共にするうえでの相性は、実際に同棲か結婚してみなければ分からないものです。
結婚後に「居心地が悪い」「価値観が合わない」と感じてしまい、夫婦仲が悪化すると離婚に至ってしまいます。
もし同棲して別れることになったとしても悔いるのではなく、「合わない人と結婚しなくて良かった」と前向きに受け取りましょう!
同棲に対する男女の違いってあるの?
同棲を希望する割合は男性の方が多く、結婚に対して責任を感じやすい傾向にあります。
結婚に対する不安は性別によって異なるため、同棲のどのような点に必要性を感じているのかは男女によって異なります。
同棲前に、相手が同棲に対してどんな心理を抱いているのかを把握しておきましょう!
同棲に対する男性心理
男性は結婚に対して、「養っていけるか」「生涯を共にしたいと感じ続けられるか」という不安を感じがちです。
責任が重く、結婚に対して決め手が分からずになかなか踏み出せない人も少なくありません。
結婚前に同棲すると、性格や価値観の相性、お互いの生活リズムなど交際しているだけでは見えない部分が見えるのがメリットです。
男性にとって同棲は、合わない部分があっても妥協できる範囲内かを事前に知り、離婚のリスク回避ができる手段でもあります。
結婚に癒しを求める男性は多いので、同棲して心安らぐ時間を過ごすことができれば、結婚に対する不安が軽減しやすいです。
同棲してるのに結婚する気が薄い男性・彼氏の特徴
「好きな人と長く過ごしたい」との気持ちが強く、一緒に住むこと自体がゴールだと感じている男性もいます。
以下のような男性の場合、なかなか結婚には踏み切れずに同棲期間ばかりが長くなってしまう可能性があるので注意しましょう!
同棲してるのに結婚する気が薄い男性・彼氏の特徴
- 優柔不断で決断力が乏しい
- 行動力が無い
- 女性に対して気が多い
- 貯金が少ない
決断力・行動力が無い男性が結婚に踏み切れずに同棲した場合、現状に満足してしまいやすいです。
女性に気が多い男性は、1人の相手に絞れずに気持ちを固めることができません。
貯金が少ないのも結婚に対する不安を助長してしまいやすく、踏み切れない原因になります。
上記のようなタイプと同棲するなら、予め彼氏が結婚に対してどの程度真剣に考えているのかを見極めることが大切です。
同棲に対する女性心理
女性にとって同棲は、結婚の準備期間やステップです。
同棲すると、貯金したり生活必需品を揃えたり結婚の準備ができます。
また相手の価値観をより深く知るための、結婚に向けたステップにもなるのです。
女性が同棲の決断をするのは、男性との結婚を意識していることの表れとも言えます。
なぜ?婚活で出会った人と結婚前に同棲するメリット
交際中に同棲することは、結婚においてメリットがあります。
特に婚活で出会った場合、友人としての期間が短いため同棲するメリットは大きいです。
同棲中に相手のことを深く知ることができますが、「早く結婚したい」と思ってる人にとっては、同棲の時間がもったいないと感じてしまいやすいです。
その場合は交際中にしっかりと価値観を話し合い、相性を見極めておく必要があります。
同棲によるメリットを把握し、結婚に不安なく踏み切れる方を選択してください。
事前にお互いの価値観を知れる
一緒に生活していると、相手の価値観や素の性格が知れます。
交際中でも価値観や性格を知ることはできますが、「好かれたい」という気持ちが働いてしまうため、相手に合わせてしまいやすいです。
結婚観や金銭感覚は円満な家庭を築くためには重要なので、よく見極めておきましょう!
婚活で出会った人とは出会って間もないため、交際しているだけでは素の部分が出しにくいものです。
素が見せられて価値観の合う相手なら、安心して結婚に踏み出せます。
結婚生活がイメージしやすくなる
結婚前に同棲すると毎日一緒に過ごすため、結婚生活をイメージしやすくなることもメリットです。
知ることができる点
- 相手の生活スタイル
- 家事分担ができるのか
- 食の好みは合うか
結婚後も共働きの場合、家事・育児を分担できる相手なのか不安に感じている女性は多いです。
同棲すると事前に家事分担にどこまで協力的なのかを知れるので、ポジティブな気持ちで結婚に臨めます!
貯金ができる
お互いに一人暮らしをしている場合、同棲することで家賃や光熱費などを節約できます。
一緒に食事する相手がいると外食の頻度も減り、浮いたお金を貯金にまわせるのです。
2人で目標の金額に向けて一緒に節約しながら頑張ることができるのも、同棲生活のメリットと言えます。
早く貯金が貯まるうえに、結婚における相性も知れるため一石二鳥です!
婚活で出会った人と結婚前に同棲するデメリット
同棲すると結婚におけるメリットが大きいと解説しましたが、デメリットが無いわけではありません。
予めデメリットを理解しておき、心構えをしておきましょう!
デメリットに陥らないために対策を考えておくと、有意義な同棲生活を送れます。
結婚への踏ん切りが出来づらくなる
同棲生活が長くなると、結婚のタイミングを失ってしまいやすくなります。
毎日一緒に過ごせるため、結婚の責任を重く感じている男性だとなおさら行動を起こしにくいです。
両家への挨拶や結婚式の準備などを考えると、億劫になってしまう人もいるので注意しましょう!
後述する「婚活で出会った人と同棲を成功させるポイント」を取り入れて、婚期を逃さないようにしてください。
結婚までの時間が伸びる
同棲期間にもよりますが、同棲しないケースに比べると結婚までの期間が長くなりやすいです。
婚活中の人のなかには、短期成婚を目指している人も少なくありません。
妊娠・育児を考えると、価値観が合う人と出会えたらすぐに結婚したい人もいます。
その場合は、交際中にお互いの価値観をよく話し合っておき、相性を確かめましょう!
同棲解消がしづらい
結婚前の同棲には、同棲解消しづらいデメリットがあります。
同棲を解消させるためには様々な準備が必要です。
2人で購入した電化製品や生活必需品をどう分けるのかを決めたり、住む家を探したりする必要もあるためすぐには別れられません。
このような手間から、別れたい気持ちがあってもずるずると同棲を続けてしまう人もいます。
同棲解消の手間が億劫といっても、結婚した後の離婚と比べれば簡単です。
相手との将来をイメージした時に幸せを感じられなければ、同棲解消に向けて行動に移しましょう。
関係に慣れてしまう(マンネリ)
同棲すると一緒に過ごす時間が長くなるため、交際中の新鮮な気持ちは薄れてしまいやすくなります。
相手の素の部分や短所も見えやすいのも、トキメキを感じにくくなる理由です。
デートスポットに行く頻度が少なくなると、家族のような関係性になってしまうので注意しましょう!
結婚後に新婚気分を味わいたい人は、同棲生活が長期化しないようにしてください。
同棲すると別れる時の原因
同棲後に別れるケースには、どのような原因が多いのでしょうか。
これから解説する原因に当てはまる場合、結婚生活における相性が悪い確率が高まります。
話し合っても歩み寄れないなら、結婚後も同じことで揉めてしまう可能性大です!
生活習慣の違い
同棲した場合、毎日顔を合わせるため、生活習慣が違いすぎるとストレスを感じてしまいます。
例えば起床や食事の時間が異なると、どちらかが合わせなければなりません。
歩み寄って生活リズムを変えてくれる相手であれば良いですが、自分ばかりが我慢を強いられると不満が溜まります。
生涯を共にする結婚相手としては、考えられなくなってしまうのも当然です。
価値観・金銭的トラブル
価値観・金銭的なトラブルは、離婚の原因としても上位を占めます。
価値観が合わないと意見が異なりやすく、喧嘩の頻度が多くなってしまうのです。
自分にとって譲れない部分が異なると、同棲が苦になるので注意してください。
価値観一覧
- 物事の捉え方
- 休日の過ごし方
- 家事分担
- 掃除の頻度
結婚すると、子育てやお互いの両親・親戚との付き合いといった問題も出てきます。
同棲生活で価値観の相違が大きすぎると、将来がイメージできなくなってしまうのも仕方ありません。
婚活で出会った人と同棲を成功させるポイント
同棲を何となくではじめてしまうと、喧嘩やすれ違いが生じてしまうリスクがあるので注意しましょう!
これから解説する同棲を成功させるポイントを取り入れることで、結婚を見据えた有意義な生活が送れます。
同棲をはじめる前に、相手と共有し合っておくのがおすすめです。
恋愛心理を学べる以下の書籍では「同棲」について解説しているので、参考にしてみてください。
- 『男女がうまくいく 心理学辞典』
- 著者:斎藤勇
- 発行年月日:2020/2/7
- 出版社:朝日新聞出版
同棲する前に将来どうしていきたいのか確認をとり、お互いの意思を明確にしたうえで同棲を始めるのがいいだろう。
引用元: www.amazon.co.jp
同棲期間を決める
同棲期間を決めておくと、婚期を逃してしまうリスクを回避できます。
期限がきたら結婚の話を先延ばしにせず、そのタイミングで入籍するか同棲解消するかを話し合いましょう!
限られた時間だからこそ、相手との将来を真剣に考えようと気持ちが引き締まります。
家事分担や生活費の負担は話し合う
同棲を成功させたいなら、家事や生活費の分担について、同棲前に話し合いましょう。
以下のように家事を細分化し、お互いに負担の無い割合で分担することです。
家事一覧
- 料理
- 買い物
- 洗濯
- ゴミ出し
- 掃除
不公平さを感じないよう分担して、ストレスを溜め込まないようにしてください。
生活費の分担は収入の差を考慮して、どの程度の割合で分担するかを決めましょう。
家賃・食費・光熱費など支出の内容ごとに、どちらが負担するかを決めるのも手です。
毎月一定額を2人で出し合って共通の財布を作り、そこからデート費用を捻出するカップルもいます。
それぞれのプライベートの時間・空間を大切にする
いくら気が合ったとしても育った環境が違う男女が共同生活をするとなると、少なからずストレスは生じてしまいます。
適度にプライベートな時間を過ごし、気持ちをリフレッシュさせることも同棲を成功させるためには必要です。
特に喧嘩をした時には、1人になれる空間があると気持ちの切り替えがしやすくなります。
同棲する時はリビングの他に個室があり、部屋も可能な限り広いところを選びましょう!
おすすめの同棲を始めるタイミングと同棲期間
ここからは、おすすめの同棲をはじめるタイミングと同棲期間について解説します。
同棲を切り出すタイミングが早すぎると、相手は戸惑ってしまいます。
これから解説することを参考にしながら、効率的に同棲生活をスタートしましょう!
おすすめのタイミングは3つ
ある程度「結婚を意識しても良い」と気持ちが固まらなければ、同棲を決断できない人は多いです。
同棲のおすすめのタイミングは、以下の通りになります。
同棲のタイミング
- 付き合って1年
- プロポーズされ、結婚の時期がある程度決まった時
- 賃貸の契約更新
付き合って1年のタイミングは、婚活で出会っていない人全体を含めた平均的な年月です。
結婚のタイミングを早めたい時は、お互いの気持ちが同棲に前向きであればそれより早くても問題ありません。
賃貸の契約更新時期と重ねることで、お金を無駄にすることも防げます。
ただし仕事が忙しく今すぐには難しいといった個別の事情も関係するので、自分たちのタイミングに合わせるのが前提です。
おすすめの同棲期間は半年〜1年
おすすめの同棲期間は、半年~1年です。
1年以上となってしまうと関係がマンネリしやすく、結婚へのモチベーションも下がってしまいます。
半年~1年あれば相手の様々な一面が見れるため、価値観の見極めも十分に可能です!
後悔しない婚活はマッチングアプリ・結婚相談所がおすすめ
結婚を見据えた出会いが欲しいのなら、婚活目的に利用する人の多いマッチングアプリや結婚相談所がおすすめです。
結婚をイメージできる相手に出会うためには、出会いの母数を増やして確率を高めましょう!
日常の限られた出会いのなかでは、価値観が合う人となかなか知り合えません。
マッチングアプリならリーズナブルに利用できるため、気軽に婚活をはじめやすいです。
短期間で成婚を目指したいなら、カウンセラーのサポートが得られる結婚相談所を利用してみてください。
Match(マッチドットコム)
マッチングアプリは気軽に利用でき、出会いの機会が多いので相性の良い相手と出会いやすいです。
婚活目的に利用するなら、結婚に対する真剣度の高い会員が多いMatch(マッチドットコム)を試してみましょう。
会員の年齢層は30~40代がボリュームゾーンで、6割以上が結婚を見据えた出会いを探しています。
メール交換をしてから1ヶ月以内で交際に発展したカップルが60%と、短期間で出会いに繋がる可能性大です。
マイペースで婚活するなら、Match(マッチドットコム)を使ってみましょう!
Match(マッチドットコム)の記事はこちらから。
パートナーエージェント
- 「結婚したくても、できない人をゼロに」が目標
- 2017年度、結婚相談所の顧客満足度No.1を獲得
- 活動開始から1年以内に成婚した会員は65.6%
- 2017年度は3,264人が成婚した実績あり
結婚相談所は結婚を見据えた出会いが得られるため、事前に価値観を話し合えることがメリットです。
成婚率業界No.1の実績のあるパートナーエージェントは、カウンセラーのサポートが手厚いと定評があります。
婚活のプロの目で見て相性の良い会員紹介も得られるため、1年以内に成婚に至るカップルも多いです。
定期面談では、活動段階や状況に応じた婚活ノウハウを伝授してもらえます。
価値観の合う相手とカップルになれるので、同棲をするにしても相性が良いため成婚に結び付きやすいです!
パートナーエージェントの記事はこちらから。
まとめ
今回は、婚活で出会った人とは結婚前に同棲するべきかについて解説しました。
最後に、ポイントを振り返ってみましょう。
重要ポイント
- 結婚前に同棲・半同棲していたカップルは約5割で、8割以上が満足だったと肯定的に捉えている
- 男性は同棲して結婚における相性を事前に見極め、離婚のリスク回避がしたいという心理がある
- 女性は同棲に対して、結婚の準備やステップと前向きに捉えている
- 同棲のメリットは、お互いの価値観を知れる・結婚生活がイメージできる・貯金ができるの3つ
- 同棲を成功させるには、同棲期間を決める・家事や生活費の分担を話し合う・プライベートの時間や空間を大切にすることがポイント
婚活で出会った人とは知り合って間もないこともあり、同棲するメリットは大きいです。
デメリットもありますが、価値観を知ることができるので結婚に迷いがある人は試してみましょう。
「婚活で出会った人と同棲を成功させるポイント」を参考にすると、すれ違いや過度なストレスを避けられます。
同棲して居心地の良さや価値観を見極め、不安なく結婚に踏み切りましょう!
公開日: 2022-07-14
タグ:
婚活のコツ