目次
格安SIMとは?
最近テレビやネットで目にする機会が多い「格安SIM」ですが、そもそもどのようなサービスなのか、どれを選んだら良いのかわからない方も多いですよね。
本記事では、格安SIMの特徴やメリット・デメリット、おすすめの格安SIMランキングなどを紹介していきます。
格安SIMに興味がある方や、スマホ代を押さえたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!
まずは「格安SIM」というサービスについて詳しく解説していきます。
スマホキャリアと比べてどう違うのか、サービスの内容や月額料金、使用できる端末なども含めて詳しく見ていきましょう!
大手携帯キャリアの通信設備を借りてサービスを提供しているのが格安SIM
格安SIMとは、docomo・au・SoftBankといった大手携帯キャリアの通信設備を借り受けて利用者に提供するサービスのことです。
こういった格安SIMのサービスを提供している事業者のことを「MVNO」と呼び、自社に通信設備は持たずにスマホサービスを提供しています。
(※通信設備を所有してスマホサービスを提供する事業者は「MNO」)
具体的なサービスにおけるキャリアとの違いとしては、以下のような点が挙げられます。
- 月額料金はキャリアより安い
- 通信速度はキャリアよりも遅い
- サポート体制はキャリアよりも薄い
- キャリアメール、キャリア決済は利用できない
格安SIMを運営するMVNOは自前で通信設備を所有しておらず、設備維持やメンテナンスに必要な固定費が不要になるため、安い料金でサービスを提供することができるのです。
ただし、キャリアの持つ通信設備の一部を借り受けてサービスを提供しているため、通信速度は遅くなる傾向にありますよ!
その他にも、キャリアメールやキャリア決済などの機能が利用できないといった特徴があります。
そもそもSIMカードとは
「格安SIM」に出てくる「SIM」がどのようなものかご存知でしょうか。
SIM(SIMカード)はICチップを搭載した小型のカードで、利用者を特定するための情報が記録されているものです。
SIMカードに登録された契約者情報と電話番号を結びつけることで、通信・通話ができるようになっています。
格安SIMで利用できるSIMカードの種類や特徴については以下のとおりです。
- 音声通話SIM:データ通信と通話ができる
- データ専用SIM:データ通信のみ利用できる、通話は利用不可
- eSIM:本体とSIMが一体になったもの
基本的にはスマホ端末に挿入されていますが、最近では「eSIM」といった端末とSIMが一体になったものも登場しました。
SIMロック・SIMフリーとは
続いて、キャリアから格安SIMへの乗り換えでよく登場する「SIMロック」「SIMフリー」といった言葉について解説します。
「SIMロック」とは、スマホ端末に他社のSIMカードを挿入しても利用できないようにする制限のことです。
例えば、docomoでSIMロックのかかった端末を使用している方が、auのSIMカードをそのままの端末に挿入してもデータ通信や通話を行うことはできません。
同じ端末のまま他社に乗り換える場合、「SIMロックを解除する」手続きを事前に行う必要があります。
反対に、「SIMフリー」とはSIMロックがかかっていない端末のことです。
SIMロックを解除した端末も該当しますし、家電量販店やネット通販、メーカー直販サイトで購入した端末などもSIMフリー端末です。
SIMフリー端末の場合、制限がかかっていないので、どこスマホ会社のSIMでも利用できますよ!
既に持っているiPhone、androidのスマホで利用できる
格安SIMは、今使用している端末のまま乗り換えることができます。
先ほど説明したSIMロックのかかったキャリアの端末でも、解除手続きを行えば格安SIMへの乗り換えが可能です。
スマホを新調する必要がないので、機種代金も安く済みますよ!
また、ガラケーを使用していて格安SIMで使えるスマホを持っていなくても大丈夫です。
格安SIMでもスマホ端末の販売は行っているのでそこから購入できますし、市販されているSIMフリー端末を購入するという選択肢もあります。
対応できない機種もある
今お使いのスマホのまま格安SIMに乗り換えることができると解説しましたが、スマホ会社によって利用できない機種もあるので注意してください。
格安SIMの公式サイトを確認すると、「動作確認済み端末一覧」というページがあるはずです。
ここには、自社で利用できる(と確認された)端末の一覧が表示してあります。
その中に記載されている端末でなければ利用できない可能性が高いので、格安SIMに乗り換える際は、自分の使っている機種が対応しているかをチェックしてくださいね!
格安SIMにすると月額料金は平均2,753円
格安SIMを利用している方の平均的な月額料金は2,753円と言われています。
キャリアだと1GBプランが利用できるぐらいの金額ですね。
格安SIMであれば約3,000円でも20GB程度使えるプランが多いですし、データ容量が少なくてもいいのであればより安いプランも取り扱っています。
これまでキャリアスマホで月8,000円〜10,000円程度支払っていた人にとっては、驚異的な安さに感じますよね!
毎月のスマホ代を大幅に安くできる可能性が高いので、キャリアをお使いの方は格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。
なぜ大手の携帯キャリアとの契約より安くなるの?
ここまで格安SIMの特徴や料金について解説しましたが、「格安SIMは何で安いの?」と疑問に思った方も多いでしょう。
料金が安い理由が分からないと、何となく不安になってしまいますよね。
ここからは、格安SIMが大手キャリアと比較してなぜ安いのかを詳しく解説していきます!
通信設備を借りてるから維持費用がかからない
格安SIMは、大手キャリアの通信設備を借り受けてスマホサービスを提供しています。
自社で通信設備を設けている場合、設備投資やメンテナンスなど莫大な費用がかかってしまいますよね。
これらのコストが料金に反映されているため、キャリアの料金は高くなっているのです。
一方格安SIMは自前で通信設備を持たないので、固定費がかからずコストを抑えた上でサービスが提供できるのですね!
実店舗がないor少ないから人件費が少ない
格安SIMの料金が安いのは設備コストの問題だけでなく、サービスの運営コストにも理由があります。
キャリアでは、全国各地に実店舗を構えて利用者のサポートを行っていますが、格安SIMは実店舗が少ないため店舗維持費や人件費がかかりません。
その分、手続きやサポートはオンラインが基本となるのですが、「ネットの方が便利」という方にとっては何ら問題ないでしょう。
価格競争
格安SIMが普及する以前は、わずか数社の大手携帯キャリアのみしか事業を行っていなかったため、価格競争が起きにくく月額料金が硬直した状態でもありました。
そこに格安SIMが登場し、キャリアと大きく差別化したお得な料金プランを提示したことで携帯料金が大幅に値下げされ、事業者の数が大きくなるにつれて価格競争が激化したのです。
最近では、キャリアも20GB3,000円程度のコスパに優れたプランを打ち出しており、それに対応するため格安SIMもさらにお得なプランを提供するなど、値下げ競争はより激しくなっていますよ!
格安SIMのメリット
ここからは、格安SIMのメリットについて解説していきます。
格安SIMのメリットは以下の6点です。
- 大手の携帯キャリアより安い!
- プランが豊富で自分が使う分だけの内容にできる
- 契約期間が短いorない
- 格安スマホを端末セットで購入できる
- 大手キャリアの電話番号をそのまま引き継げる
- キャンペーンでさらに安くなることがある
それぞれ詳しく見ていきましょう!
大手の携帯キャリアより安い!
格安SIM最大のメリットは、まず「月額料金の安さ」が挙げられます。
大手キャリアだと1GBプランでも3,000円近くかかってしまいますし、データ容量の大きいプランだと6,000円〜8,000円もするでしょう。
そこに端末代や通話料が加わると、スマホ代が月10,000円を超えることもあるはずです。
格安SIMなら1〜5GBで1,500円、10GBで2,000円、20GBで3,000円といった非常に安い料金プランが揃っていますよ!
プランが豊富で自分が使う分だけの内容にできる
料金プランの豊富さも格安SIMの特徴です。
毎月のデータ容量ごとに細かくプランが揃っているので、毎月自分が利用するデータ容量に合わせて無駄のないプランが選べますよ!
格安SIMによっては1GB刻みでプランを用意しているところもあるので、今自分が毎月使っているデータ容量を確認した上で、最適なプランはどれかチェックしてみてください。
通話し放題・電話かけ放題無制限プランもある
格安SIMはデータ容量当たりの料金が安く、通話に関しては弱いイメージがありますが必ずしもそうではありません。
格安SIMにもオプションで「通話し放題」や「電話かけ放題」が利用できるため、定額で無制限に通話を利用したいという方にもおすすめです。
ただし、格安SIMにはデータ使い放題のプランはないので注意してくださいね!
子供向け・キッズケータイにおすすめ
子供に「スマホやキッズケータイを持たせたい」と思っている方にも格安SIMはおすすめです。
教育や防犯といった目的で子供にスマホを持たせたいと思っていても、月額料金が気になって加入できていない方も多いですよね。
格安SIMなら、キャリアよりも安い料金で利用状況に合わせたプランが選べますし、通話オプションもあるので子供に安くスマホを持たせることができるでしょう!
契約期間が短いorない
キャリアスマホのデメリットとして「契約縛り」や「解約金」が挙げられますが、格安SIMは契約期間が短いorないサービスが多いです。
契約期間がなければ「解約金なし」で乗り換えが可能になるので、解約時の負担も抑えられますね!
格安スマホを端末セットで購入できる
格安SIMでも端末販売を行っているのですが、そこでラインナップされている端末は低価格の格安スマホが中心となっています。
「スマホは性能よりも価格」という人であれば、よりリーズナブルな機種を選ぶことができるでしょう。
端末の分割代金も抑えられるので、月々の負担をより安くすることができますね!
大手キャリアの電話番号をそのまま引き継げる
キャリアから格安SIMに乗り換えても、電話番号は変わらずそのまま使えます。
格安SIMだからといって、今使用している電話番号が使えなくなるわけではないので安心してくださいね!
キャンペーンでさらに安くなることがある
格安SIMによっては、キャッシュバックや家族割、学割、端末の値下げなど、さまざまなキャンペーンが実施されています。
乗り換えるだけで
- 現金がもらえるキャッシュバック
- 利用人数によって受けられる割引
- 端末が特価で購入できる
など非常にお得なので、格安SIMが開催するキャンペーン情報を細かくチェックしてみましょう!
格安SIMのデメリット
ここまで格安SIMのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットも存在します。
格安SIMのデメリットは以下の8点です。
- 時間帯によって通信速度が遅くなる・不安定になる
- 支払いはクレジットカードが多い
- キャリアサービス・メールは使えない
- インターネット手続きのみが多い
- LINE(ライン)でID検索ができないことがある
- 通話料金は高い
- テザリング機能もない場合もあり
- 乗り換え時数日電話できない・電話番号が使えないケースがある
それぞれのデメリットについて詳しく解説しますね!
時間帯によって通信速度が遅くなる・不安定になる
格安SIMは、キャリアの通信設備の一部を借り受けてサービスを提供しているため、夜間や休日など混雑する時間帯に通信速度が低下する傾向にあります。
通信が不安定になったり、動画やSNSがスムーズに表示されなかったりなど、不便に感じることもあるでしょう。
さらに、格安SIMの料金プランで定められたデータ容量をオーバーすると低速モードになって通信速度が大幅に低下してしまいます。
ネットを快適に利用したいのであれば、格安SIMは低容量の安いプランにして光回線を併用するのがおすすめですよ!
格安SIMだと3G回線なの?4G・5Gは使えない?
格安SIMは、キャリアの4G回線を利用しています。
さらに、最近ではY!mobileで5G回線の提供が開始されるなど、格安SIMでも回線環境が充実している状況です。
支払いはクレジットカードが多い
格安SIMでは、料金の支払いにクレジットカードしか利用できない場合が多いです。
クレジットカードを所有していない人にとっては、口座振替や銀行引き落とし、プリペイド/デビットカード、コンビニ払いなど、誰でも使える支払い方法がないと不便ですよね。
格安SIMの中にも口座振替に対応したサービスはあるので、クレジットカードを持っていない人はその中から選んでみてください!
キャリアサービス・メールは使えない
格安SIMでは、キャリアで利用できる「キャリアメール」や「キャリア決済」といった機能は使えません。
メールの場合は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールで代用する形になりますし、決済方法についてもクレジットカードやデビットカードなどにしなければなりません。
代用できる選択肢は豊富なので、これらのサービスが使えなくても特段困ることはありませんが、利用中の方でこれから格安SIMに乗り換える場合は注意してくださいね!
インターネット手続きのみが多い
格安SIMは実店舗が少ないorないため、手続きは基本的にオンラインとなります。
- 乗り換え手続き
- スマホ端末の開通手続き
- 初期設定
も全て自分で行わなければなりません。
格安SIMに乗り換える際は、「分からないことは自分で調べて解決する」ことを前提にしてくださいね!
LINE(ライン)でID検索ができないことがある
格安SIMでは、LINEで友だち追加をする際にID検索ができないことがあります。
理由としては、LINEでID検索をするために必要な年齢確認が基本的にキャリアスマホでしかできないためです。(※Y!mobile、楽天モバイル、LINEモバイルを除く)
ただし、ID検索ができなくてもQRコードやふるふるといった機能で友だち追加はできるので、そちらで対応しましょう!
通話料金は高い
キャリアの場合家族間通話が無条件で付与されていることが多いですが、格安SIMにはないため通話料金が高くなる傾向にあります。
最近では通話もLINEで代用する方が多いので、通話料金が多少高くてもあまり影響はないですが、通話をたくさん利用する方は注意してくださいね!
テザリング機能もない場合もあり
テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターのように使って、パソコン・タブレット・ゲーム機といった端末でネットに接続する機能のことです。
キャリアではテザリングは標準対応しているのですが、格安SIMの中にはテザリングが利用できないケースがあるので注意が必要です。
格安SIMで利用している回線と端末の組み合わせによって、テザリングの対応状況が変わってきます。
気になる方は格安SIMの「動作確認済み端末一覧」の、自分が使う端末の「テザリング」欄から対応しているかをチェックしてくださいね!
乗り換え時数日電話できない・電話番号が使えないケースがある
格安SIMへの乗り換えでは「MNP」と呼ばれる手続きを行います。
流れは以下のとおりです。
①MNP予約番号を取得する
②乗り換え先の格安SIMでMNP予約番号を入力して申し込み
③乗り換え先の格安SIMからSIMカードが届く
④開通手続き+初期設定を行い利用開始
実は、「②乗り換え先の格安SIMでMNP予約番号を入力して申し込み」をした時点で今使用しているSIMカードが利用できくなってしまいます。
新しいSIMカードが届くまでの間、一時的に電話が使えない可能性があるので注意してくださいね!
即日MNPを使おう
空白期間を出さないためには、「即日MNP」に対応した格安SIMに申し込みましょう!
即日MNPであれば、申し込みをした日に乗り換え先の格安SIMが使えるようになります。
仕事でも使うスマホや、利用できない期間があると困る場合などに検討してみてくださいね。
格安SIMの選び方
ここからは、実際に格安SIMを選ぶ際のポイントを解説してきます。
以下の3つの観点から判断するようにしましょう。
- 使用用途でSIMカードの種類を選ぶ
- 自分の都合にあった回線業者を使う
- 自分に合った回線速度・データ通信量を確認する
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
使用用途でSIMカードの種類を選ぶ
格安SIMで選べるSIMカードの種類は「音声通話SIM」「データSIM」の2つですが、これを選ぶ際は「電話番号が必要かどうか」で決めてください。
「080」などの電話番号による通話機能が必要な方は音声通話SIMを選び、通話はLINEで代用する場合にはデータ通信のみが使える「データSIM」がおすすめです。
基本的にデータSIMの方が月額料金が安く設定されているため、電話番号が不要でスマホ代を節約したい方はデータSIMを選んでみましょう!
自分の都合にあった回線業者を使う
格安SIMによって利用できるキャリア回線が異なるため、自分の都合に合う回線業者が使えるようにしましょう。
タイプとしては「au回線のみ」「docomo回線のみ」といった単一の回線しか利用できない格安SIMや、「docomo回線とSoftBank回線」のように複数の回線に対応しているサービスもあります。
基本的には、自分が利用していたキャリアの回線に対応した格安SIMを選ぶようにしてくださいね。
自分に合った回線速度・データ通信量を確認する
格安SIMを利用している方で、
- 通常時の通信速度が遅い
- 利用できるデータ通信量をオーバーして低速モードになった
など通信速度に不満を抱いている方も多くいます。
格安SIMの通信速度については、「みんなのネット回線速度」などの通信速度計測サイトを参考にして各社の平均速度をチェックしてみてください。
毎月何GB利用しているのかを確認して、自分に合ったデータ容量のプランを選びましょう!
ポケットwifiを持ち運ぶ人もいる
格安SIMの通信速度の遅さや容量制限を避けるために、ポケットWi-Fiを利用する方も多くいます。
ポケットWI-Fiであれば通信速度も十分ですし、利用データ容量も無制限なので気兼ねなく使えますよね!
その分、格安SIMは低容量・低料金プランに加入することで、全体の通信費を安く抑えることができます。
「データ利用量をどのような組み合わせで賄うか」という視点で、自分に合ったサービスを利用してみましょう。
どこがいいの?決定版おすすめ格安SIMランキングTOP7
格安SIMには様々な種類があり、「どれを選べば良いかわからない」と悩む方も多いですよね。
ここからは、おすすめの格安SIM7社をランキング形式でご紹介していきます。
料金の安さや通信速度、割引など、さまざまな特徴からおすすめの格安SIMをピックアップしているので、サービス選びの参考にしてみてくださいね!
1位:Y!mobile(ワイモバイル)
利用金プラン | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
シンプルS | 3GB | 2,178円 |
シンプルM | 15GB | 3,278円 |
シンプルL | 25GB | 4,158円 |
Y!mobile(ワイモバイル)は、SoftBank回線を利用している格安SIMで、通信速度の速さに特徴があります。
さらに、家族割で2回線目以降のスマホに月額1,188円の割引が適用されるため、家族で使うスマホとしてもおすすめですし、家族割込みで考えればLINEMOよりもお得になります。
5Gにも対応しているため、5G対応スマホをお持ちの方も乗り換え先としてぴったりですよ!
2位:UQモバイル
利用金プラン | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
くりこしプランS | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM | 15GB | 2,728円 |
くりこしプランL | 25GB | 3,828円 |
UQモバイルは、auのサブブランド回線でこちらも通信速度の速さに特徴があります。月額料金も安く3GBプランなら月1,628円という料金で使えるのも魅力です。
余った分のデータ容量は翌月に繰り越せるので、無駄なくコスパの高い格安SIMとして使うことができますね!
3位:mineo
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 1.298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
mineoは、docomo・au・SoftBankの3つのキャリア回線に対応した格安SIMです。
どのキャリアの回線にも対応しているので、利用できる機種の幅が広いのが特徴ですね。
月額料金も1GB1,298円と安いプランや、20GB2,178円のコスパの高いプランまで揃っています。
5Gオプション(月額220円)も用意しているので、お得な料金で5Gの高速通信を利用したい方にもおすすめですよ!
4位:y.u mobile
利用金プラン | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
シングルプラン | 5GB | 1,639円 |
シェアプラン | 20GB | 4,378円 |
y.u mobileは、「シングルプラン」と「シェアプラン」の2択のみを用意したシンプルな料金体系が特徴の格安SIMです。
1GB1,639円のシングルプランもお得ですし、シェアプランなら2人まで追加料金なしでデータ容量をシェアして利用できます。
余ったデータ容量を繰り越せるだけでなく、有効期限が設けられていないのでギガを無駄にすることもありません。
知名度はあまり高くありませんが、利用者が多くない分回線が混雑せず快適に利用できるのも魅力ですよ!
5位:OCN モバイル ONE
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 770円 |
3GB | 990円 |
6GB | 1,320円 |
10GB | 1,760円 |
OCN モバイル ONEは、docomo回線を利用した格安SIMで圧倒的な月額料金の安さに魅力があります。
1GBプランたったの月額770円という格安料金で使えるのは、「OCN モバイル ONE」だけでしょう!
光回線のOCN光とセットで使うと、月額料金が毎月220円割引されるセット割も用意しているので、通信費を節約しながら快適なネット環境を整えることができますね。
6位:BIG LOBEモバイル
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 |
6GB | 1,870円 |
12GB | 3,740円 |
20GB | 5,720円 |
30GB | 8,195円 |
BIG LOBEモバイルは、auとdocomoのマルチキャリアに対応した格安SIMで、料金プランの幅広さに特徴があります。
他社の格安SIMではあまり見られない、月30GBの大容量プランを用意していますよ!
家族割で月額料金が毎月200円割引されるのもお得ですし、動画や音楽、電子書籍などのサービスがデータ消費なしで利用できる「エンタメフリー(月額280円)」といった特徴的なサービスがあるのも魅力です。
7位:LINEモバイル
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
2GB | 1,210円 |
5GB | 1,628円 |
10GB | 2,420円 |
30GB | 3,520円 |
LINEモバイルは、SoftBank回線を利用した格安SIMで、料金の安さと大容量プランのラインナップに特徴があります。
30GBの大容量プランが月額3,520円という安い料金で利用できるので、ギガをたくさん使う方におすすめですよ!
さらにデータフリーオプションを使えば、対象SNSや音楽配信サービスをデータ消費なしで利用できます。
【大容量・通信最速・料金比較】用途別比較一覧
ここでは、用途別に格安SIMを比較していきます。
データ容量・通信速度・月額料金のそれぞれで最も優れた格安SIMをピックアップするので参考にしてみてくださいね!
大容量で選ぶならこれ!「LINEモバイル」
格安SIM | 大容量プラン(最大) | 月額料金 |
---|---|---|
Y!mobile(ワイモバイル) | 25GB | 4,158円 |
UQモバイル | 25GB | 3,828円 |
mineo | 20GB | 2,178円 |
y.u mobile | 20GB | 4,378円 |
OCN モバイル ONE | 10GB | 1,760円 |
BIG LOBEモバイル | 30GB | 8,195円 |
LINEモバイル | 30GB | 3,520円 |
大容量プランで選ぶなら、月3,520円で30GB使える「LINEモバイル」がおすすめです。
格安SIMの中で最もデータ容量の多いプランを安く提供しています。
動画やSNS、アプリゲームなど気兼ねなく使いたい人はLINEモバイルを選んでみましょう!
通信速度で選ぶならこれ!「UQモバイル」「Y!mobile」
格安SIM | 下り平均速度 | 上り平均速度 |
---|---|---|
Y!mobile(ワイモバイル) | 46.78Mbps | 11.47Mbps |
UQモバイル | 48.58Mbps | 9.6Mbps |
mineo | 30.31Mbps | 10.37Mbps |
y.u mobile※ | 63.49Mbps | 13.21Mbps |
OCN モバイル ONE | 43.45Mbps | 11.3Mbps |
BIG LOBEモバイル | 23.96Mbps | 10.04Mbps |
LINEモバイル | 44.56Mbps | 10.62Mbps |
※2021年4月27日時点「みんなのネット回線速度」より
※y.u.mobileはサンプル数が少ない(140件)
通信速度で選ぶなら「UQモバイル」または「Y!mobile」がおすすめです。
「y.u mobile」の平均速度は最速なのですが、サンプル数が少ないためここでは除外しています。
「UQモバイル」「Y!mobile」共に下り速度が良好なので、サクサクネットが利用できる格安SIMを使いたい方におすすめです。
最安値で一番安いものを選ぶならこれ「OCN モバイル ONE」
格安SIM | データ容量(最安プラン) | 月額料金 |
---|---|---|
Y!mobile(ワイモバイル) | 3GB | 2,178円 |
UQモバイル | 3GB | 1,628円 |
mineo | 1GB | 1,298円 |
y.u mobile | 5GB | 1,639円 |
OCN モバイル ONE | 1GB | 770円 |
BIG LOBEモバイル | 1GB | 1,078円 |
LINEモバイル | 2GB | 1,210円 |
最安値で利用したい方は「OCN モバイル ONE」がおすすめです。
1GB月額770円という驚異的な料金は、他社よりも頭一つ抜けていますね!
月1GBであっても、ポケットWi-Fiや光回線と併用すれば問題ありません。低容量でとにかく安い格安SIMを探しているなら「OCN モバイル ONE」を選んでみてください。
au回線を使うならこれ「UQmobile」
au回線の格安SIMを利用するなら「UQmobile」がおすすめです。
データ容量当たりの月額料金で考えてもコスパが高いですし、通信速度にも優れているので総合的な満足度の高い格安SIMと言えるでしょう。
「格安SIMって速度が遅いのでは?」と不安に思う方でも、UQモバイルなら安心して利用できますよ!
docomo回線を使うならこれ「OCNモバイルONE」
docomo回線の格安SIMを利用するなら「OCNモバイルONE」がおすすめです。
docomo回線を利用した格安SIMの中で通信品質が最も高く、月額料金も非常に安いためスマホ代の節約にぴったりですよ!
通信速度も十分なので、キャリアからの乗り換えでも快適に利用できるでしょう。
softbank回線を使うならこれ「Y!mobile」
SoftBank回線の格安SIMを利用するなら「Y!mobile」がおすすめです。
通信速度の充実ぶりに加え、5Gにも対応しているので快適なネット環境でスマホが利用できますね。
家族割で月額料金が毎月1,188円割引されるのもお得なので、家族で使う際にも非常におすすめです!
iPad・タブレットで契約するならこれ「LINEモバイル」
iPad・タブレットでデータSIMを契約するなら「LINEモバイル」がおすすめです。
LINEモバイルには、30GB3,520円という大容量かつ低料金なコスパの高いプランが用意されているので、タブレット端末でドラマや映画などを楽しみたい方にもぴったりですね!
その他の格安SIM一覧
今回ご紹介した格安SIM以外にも、以下のようなサービスがあります。
- イオンモバイル
- IIJmio
- NUROモバイル
- J:COMモバイル
- エキサイトモバイル
- hi-hoモバイル
- LIBMO
- QTモバイル
- HISモバイル
- リンクスメイト
- b-mobile
気になる方は、これらの格安SIMもチェックしてみてくださいね!
格安SIMに申し込む方法・やり方
使用する格安SIMが決まったら、実際に手続きを進めていきましょう!
ここでは、格安SIMに申し込む方法を解説します。
手元にスマホがある場合・ない場合に分けて説明するので、自分の状況に合わせてチェックしてみてくださいね。
手元にスマホがある場合
手元にスマホがある場合は、乗り換え先の格安SIMでも同じスマホを利用することができます。
手続きの手順としては下記を参考にしてください。
①格安SIMの「動作確認済み端末一覧」から自分のスマホが使えるか確認する
②MNP予約番号を取得する
③スマホのSIMロックを解除する
④格安SIMの申し込み手続きを行う
⑤SIMカードが届いたらスマホに挿入し、開通手続きを行う
⑥利用開始
「MNP予約番号の取得」と「SIMロック解除」を忘れずに行いましょう!
手元にスマホがない場合
続いて、手元にスマホがなく格安SIMで端末を購入するパターンでの申し込み手順を解説します。
①格安SIMで購入する端末を選ぶ
②格安SIMの申し込み手続きを行う
③SIMカードとスマホが発送される
④届いたらスマホにSIMカードを挿入し、開通手続きを行う
⑤利用開始
新しいスマホを購入する場合は、格安SIMのサイトから手続きを始めていきますよ。
SIMロックを解除してSIMフリーにする方法
先述したとおり、同じ端末のまま他社に乗り換える場合はSIMロックを解除する必要があります。
SIMロックの解除は、キャリア別に以下の方法で行えます。
docomo | ・ドコモオンライン手続き(パソコン、スマホ) ・電話(局番なし151) ・ドコモショップ |
---|---|
au | ・Myau(パソコン、スマホ) ・au取扱店 |
SoftBank | ・MySoftBank(パソコン、スマホ) ・ソフトバンクショップ |
実店舗でのSIMロック解除には手数料がかかる可能性があるので、無料で済ませたい方はマイページを通じた手続きがおすすめですよ!
大手携帯キャリアから格安SIMへ乗り換える方法・やること手順
ここからは、大手携帯キャリアから格安SIMの乗り換える手順をまとめていきます。
キャリアごとにMNPによる乗り換え方法を解説していくので、ぜひ参考にして手続きを進めてみてくださいね!
auから乗り換える場合
auから格安SIMに乗り換える手順は下記の通りです。
①MNP予約番号を取得する
②必要に応じてSIMロック解除手続きを行う
③乗り換え先の格安SIMで申し込み手続きを行う
④SIMカードが届いたらスマホに挿入して切り替え手続きを行う
⑤乗り換え完了
MNP予約番号の取得は「Myau」「電話(0077-75470)」「auショップ」から行えます。
MNP予約番号の有効期限内(発行当日から15日間)に申し込み手続きを行うようにしてくださいね!
docomoから乗り換える場合
docomoから格安SIMに乗り換える手順は下記の通りです。
①MNP予約番号を取得する
②必要に応じてSIMロック解除手続きを行う
③乗り換え先の格安SIMで申し込み手続きを行う
④SIMカードが届いたらスマホに挿入して切り替え手続きを行う
⑤乗り換え完了
MNP予約番号の取得は「ドコモオンライン手続き」「電話(局番なし151)」「ドコモショップ」から行えます。
MNP予約番号の有効期限内(発行当日から15日間)に申し込み手続き進めましょう。
softbank(ソフトバンク)から乗り換える場合
SoftBankから格安SIMに乗り換える手順は下記の通りです。
①MNP予約番号を取得する
②必要に応じてSIMロック解除手続きを行う
③乗り換え先の格安SIMで申し込み手続きを行う
④SIMカードが届いたらスマホに挿入して切り替え手続きを行う
⑤乗り換え完了
MNP予約番号の取得は「MySoftBank」「電話(✳︎5533)」「ソフトバンクショップ」から行えます。
MNP予約番号の有効期限内(発行当日から15日間)に申し込み手続きを行ってくださいね。
公開日: 2021-05-06