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昔と現在は違う?出会い系サイトの違いとは
今でも出会い系サイトに対して悪いイメージを持つ人は一定数いますが、昔の出会い系サービスの影響である可能性が高いです。
昔の出会い系はサービスが整っておらず、出会いはおろか、危険なことに巻き込まれることもありました。
本記事では、昔と現在の出会い系サイトの特徴や違いについてまとめました。
現在の出会い系サイトと何が違って、今はどのようなサービスになっているのか知りたい方は参考にしてください。
この記事がおすすめな人
- 昔の出会い系について興味がある人
- 出会い系サイトの昔と今について知りたい人
- 昔の出会い系サイトの特徴について知りたい人
昔・過去の出会い系サイトの特徴
昔の出会い系サイトは今よりも安全性が低く、利用するだけでもリスクが高いものでした。
まずは、昔の出会い系サイトの特徴についてまとめました。
出会い系サイトにどんな歴史があったのかを詳しく知りたい方は参考にしてください。
無料掲示板・SNSサイトがメイン
昔は「出会い系サイト」という名前のサービスがあったわけではなく、無料掲示板やSNSサイトが出会い目的で使われていました。
明確な運営者がいるわけでもなかったため、勝手に出会い系として利用されていることが多かったです。
当時はスマホも普及していないので、アプリではなくインターネットサイトによる出会いが主流でした。
年齢確認がなくて18歳未満も利用可能だった
現在のマッチングアプリは法律によって、年齢確認を行う義務があります。
しかしマッチングアプリが年齢確認を行わなければいけない法律は2009年に制定されたため、それ以前は18歳未満でも利用可能でした。
そのため未成年が事件に巻き込まれたり、犯罪に利用されたりするなど昔の出会い系は危険が多かったです。
現在でも年齢確認のないサイトやアプリはありますが、利用規約に「出会い目的の利用は禁止」と書いてはいても、警察署に届け出を出していないグレーなサービスも存在します。
利用目的は援助交際、ワンナイトが多い
昔の出会い系は純粋な恋愛目的で利用している人は少なく、多くの場合は援助交際やワンナイトが目的でした。
当時はネットリテラシーが高い人も少なかったので、よくわからないままトラブルに巻き込まれてしまうことも多かったです。
現在でも援助交際・ワンナイト目的のサービスは存在しますが、質の高い出会い系が存在することが昔と今の違いになります。
犯罪・トラブルが多く出会い系のイメージは悪かった
昔の出会い系は明確に定められたルールもなかったため、無法地帯と化していました。
そのため犯罪やトラブルが後を絶たず、「出会い系=危ない」と考える人が多くなったという背景があります。
自分自身は昔の出会い系の状態を知らなくても、親やSNSなどの影響で「出会い系は危ない」という印象を引き継いでいることも少なくありません。
現在の出会い系サイトの特徴
現在の出会い系サイトは昔のサービスと比べると、全体的に質が向上しています。
援助交際やワンナイト目的の人も存在しますが、恋愛や婚活で利用する人も多いです。
次は、現在の出会い系サイトの特徴についてまとめました。
昔の出会い系サイトとどこが違って、どのように出会うことができるのか知りたい方は参考にしてください。
安全性が高いマッチングアプリが登場
今では出会い系アプリも質が向上していますが、類似のサービスとしてマッチングアプリが登場しました。
マッチングアプリは安全性が高く、ユーザーの質も高いため、恋愛や婚活目的で利用している人がほとんどです。
マッチングアプリで出会って結婚した人も増えており、既に新たな出会い方の1つとなっています。
運営のセキュリティー対策やユーザーの年齢確認など、安全を第一に考えるサービスが多いため、今では新たに登録するユーザーも増えています。
マッチングアプリと出会い系サイトの違いとは
マッチングアプリと出会い系サイトは、広義においては「インターネット異性紹介サービス」なので、同じサービスといえます。では、出会い系とマッチングアプリの違いはなんでしょうか?
マッチングアプリと呼ばれるサイトには、以下のような特徴があります。
マッチングアプリの定義
- 運営会社がはっきりしている
- 月額課金制を実施している
- 恋活や婚活を推奨している
出会い系サイトの中には、昔のサービスの特徴を引き継いだサイトが存在していることも確かです。
出会い系サイトは体目的やワンナイトを匂わせる広告を出したり、ポイント制を採用していたりします。
純粋な出会い・婚活目的の利用が活発
マッチングアプリがマイナスなイメージを払拭して多くの人から支持されるようになったのは、Facebookと連動することで悪質なユーザーが入り込めなくなったことから始まります。
利用者をおびき寄せる目的を持ったサクラが排除され、異性と出会いたい人が本来の目的通りに利用できるようになりました。
純粋に出会いを探しているユーザーが増えることで、さらに同じ目的の利用者が増え、好循環になっています。
出会いの種類時自体増えた
純粋な出会いや遊び相手探し以外にも、友達作りやパパ活専用のアプリも出てきたのが特徴です。
出会い系サイトやマッチングアプリにも得意な出会いがあるため、自分の目的に合ったサービスを使う必要があります。
一般的なマッチングアプリではパパ活相手を探すことは難しいので、多くの場合はパパ活目的の専用アプリが利用されることが多いです。
様々な種類の出会い系サービスが実装されることで、自分に合った出会いを見つけやすくなっています。
運営の安全性が高まった
インターネットが生活の一部となることで、現在は出会いのためにネットを利用したい人が増えています。
課金制の出会い系サービスが増えたので、いたずらや冷やかしといった迷惑ユーザーも減りました。
特に月額課金制のサービスは、別人になりすますサクラや男性とやりとりすることによって報酬を得るキャッシュバッカーと出会うのではないかという心配がいりません。
マッチングアプリや出会い系サイトの安全性が高まってきたことで、出会いのための一般的な選択肢となっています。
現在の出会い系サイトの種類と仕組み
現在の出会い系サイトといっても、種類が多様化しているため、一概にまとめることはできません。
次は、現在存在する出会い系サイトの種類と仕組みについてまとめました。
どんな種類のサービスがあるのかを詳しく知りたい方は参考にしてください!
無料出会い系サイト・チャットアプリ
安全性の向上に伴って有料のサービスが増えてきましたが、無料の出会い系サイト・チャットアプリも存在します。
しかし無料の出会い系だと一部で普通の人もいますが、詐欺や危険人物に遭遇するリスクも高いです。
無料だと登録のハードルが低い分、悪質ユーザーも登録しやすくなってしまっています。
「完全無料サイト・アプリ」と宣伝しているサービスは、警察に届け出を出していないグレーなサイトがほとんどなので注意しましょう!
有料出会い系サイト
現在は有料の出会い系サイトも増えており、そのほとんどが前払いのポイント制を採用しています。
マッチングアプリと比べるとカジュアルな人が多いため、トラブルや事件も起こりやすく、抵抗感を持つ人も多いです。
これらの出会い系サイトは過去のサービスの特徴を引き継いでいますが、
現在>有名な有料出会い系サイトの1つにワクワクメールがあり、会員数は1,000万人以上です。
幅広い目的で出会いを探している人が多いので、とにかく繋がりを求めている人にとっては良いサービスとなっています。
マッチングアプリ
マッチングアプリは出会い系サイトと比べて、定額制で安全に利用できるという特徴があります。
定額制は毎月の料金が決まっているため、自分の想定以上にお金を使ってしまうことがありません。
そうした安心感から真面目な出会い探しに利用する人が多く、良いイメージが浸透しています。
また、趣味や年齢などを絞って相手を探すこともできるため、自分の好みの相手を探しやすいのも特徴です。
昔の出会い系のイメージとは大きく変わったサービスなので、出会いの手段として選ばれやすくなっています。
昔人気だった6つの出会系サイト
続いては、昔人気だった出会い系サイトを6つまとめました。
これらのサイトは出会い系として運営されていたわけではなく、主に掲示板やSNSとして利用されていたサービスです。
これらの掲示板を利用者が出会い目的で利用していたことで、現在の出会い系サイトと似たサービスになっていました。
【1】ご近所さんを探せ
ご近所さんを探せ!は1995年に開設された掲示板で、その名の通り近所に住んでいる人と繋がることができるサービスでした。
ご近所さんを探せ!は日本初のコミュニティサイトで、当時はネットにおける交流そのものが新鮮だったため人気が高かったです。
昔は悪いことに利用するユーザーも少なかったですが、他に新しいサービスが増えてきて利用者も徐々に減っていきました。
ご近所さんを探せ!は2018年9月28日にサービスが終了されており、コミュニティサイトとして利用できなくなっています。
【2】エキサイト出会い
エキサイト出会い(新:エキサイトフレンズ)は大手ポータルサイトのエキサイトが運営していた出会い系サービスです。
2000年頃からサービスが開始され、ガラケーやスマホなどに対応していきましたが、2022年の4月27日に終了しました。
若い利用者が少なくなってきたことと、スマホへの対応が遅れたことで会員数が伸び悩んでいたのがサービス終了の原因です。
ただし2000年頃に利用していた方は、エキサイト出会いで新たな出会いを見つけることはできていました。
【3】スタービーチ
スタービーチは出会い系サイトとして利用されていた、インターネット上の掲示板です。
1999年からサービスが開始され、気軽に新たな出会いを見つけることができる掲示板でした。
ガラケーが普及してきたこともあって、メールアドレスを掲載してメル友募集掲示板が普及したのも特徴です。
ただ2009年に出会い系サイト規制法が厳しくなったことによって、スタービーチはサービス終了になりました。
【4】モバゲー
モバゲーはゲームを中心としたソーシャルネットワーキングサービスで、2006年に開設されました。
同じゲームをやっている人と出会ったり、サークルと呼ばれるグループで交流を図ったり昔は出会い系サイトとして利用されることも多かったです。
ただしモバゲーでは出会いを目的とする行為は禁止されているため、運営にバレると制限されてしまいます。
また、ガラケー版は2020年12月15日にサービス終了され、現在はPC版・スマホ版のみです。
【5】GREE
GREEは2004年2月にサービスがスタートしたソーシャルネットワーキングサービスです。
数多くのゲームから選んで遊ぶことができ、さらにコミュニティで同じ趣味の仲間を探せるのが特徴でした。
GREEは出会い目的の利用が禁止されているため、新たな出会いを求めているとアカウントが凍結されます。
PC版のGREEは2021年6月24日にサービス終了されており、現在はスマートフォン版のみが利用可能です。
【6】mixi
mixiは2004年3月3日にサービスがスタートしたソーシャルネットワーキングサービスです。
ニュースやSNS、ゲームなど幅広い目的で利用することができ、多くの人から指示されています。
mixiにはコミュニティシステムがあり、同じ趣味や価値観を持った人と交流することができます。
昔の様々な掲示板がサービス終了になったことを受けて、mixiを始めとしたサービスを利用する人が増えてきました。
出会系サイトよりさらに昔!80~90年代の出会系とは
先ほど紹介した出会い系サイトは2000年前後に開設されたものが多いですが、それよりさらに昔のサービスもありました。
次は、80~90年代に利用されていた出会い系について紹介します。
出会い系のスタートともいえる年代なので、現在のサービスがどのようにして作られたのか知りたい方は参考にしてください。
【1】80年代初期:テレクラ
80年代初期はテレクラが出会い系として利用されることが多かったです。
テレクラはテレフォンクラブの略で、個室で女性から店に電話がかかってくるのを待つタイプの出会い系でした。
女性は無料で電話することができるので、いたずらや援助交際目的で掛けてくることが問題視されていました。
現在でもテレクラは存在しますが、全盛期と比べると数は激減しており、出会いを見つけることは難しいです。
【2】80年代中盤:伝言ダイヤル
伝言ダイヤルは自分の音声を録音し、それを誰かが再生することができるサービスです。
現在は災害時に使われる伝言ダイヤルですが、当時は出会い系として使われることがありました。
インターネットの掲示板で出会いを求める時代はありましたが、それより以前は電話を使った出会いが主流です。
ただし伝言ダイヤルでも電話料金は必要になるため、多額の料金を請求されてしまったケースもありました。
【3】80年代後半:ダイヤルQ2
ダイヤルQ2はNTTが提供していたサービスで、最初に0990が付く番号に電話すると情報提供の番組に繋がります。
ニュースや人生相談、教育など幅広い有料の情報が提供されましたが、これを出会いに活用した人も多いです。
男性がダイヤルQ2を使った出会いにハマってしまった結果、多額の料金を請求される事態も後を絶ちませんでした。
また、ダイヤルQ2を悪用した詐欺行為も行われていたため、2014年2月28日にサービスは終了しています。
【4】90年代前半:プリクラ
現在でもゲームセンターでよく見かけるプリクラですが、昔は出会いのために活用されていました。
連絡先を書いたプリクラをどこかに貼っておき、連絡が来るのを待つ方法です。
今ではあまり考えられませんが、昔は知らない人と繋がる手段として画期的な方法でした。
しかし不特定多数の人と繋がれる反面、どんな人から連絡が来るのかわからないというデメリットもあります。
【5】90年代中盤:じゃマ〜ル
じゃマ~ルは1995年11月から発行されていた月刊雑誌で、内容は友人関係や交際関係などの個人情報が書かれていました。
個人情報に厳しい昨今では考えられないですが、この雑誌を経由して出会いが見つかることも多かったです。
当時はインターネットを利用した出会いはまだまだ普及していなかったため、雑誌が現在の出会い系に似た役割でした。
しかしじゃマ~ルの歴史は短く、2000年6月で雑誌は発行されなくなり、それから徐々にインターネットによる出会いにシフトされていきます。
真面目な出会いが見つかる現在のおすすめマッチングアプリ2選
出会い系は誰でもお手軽に利用できる反面、利用者の目的や安全の質が保証されていないので真剣に出会いを探す場としては向いていません。
恋人が欲しいときは、出会い系よりもマッチングアプリがおすすめです!
ここからは安全性の高いおすすめのマッチングアプリについてご紹介していきます。
実際に登録する前にそれぞれのアプリの特徴を把握して、ライトに利用してみたい人や結婚を意識して相手を探したい人、それぞれの利用目的に合わせて選ぶことが大切です。
真面目に恋愛がしたい人は、こちらの記事で本気で恋愛できる人の見分け方と出会い方をチェックしてください。
「マッチングアプリ」は、インターネット上で恋人を見つけることができる大人気サービ...
おすすめマッチングアプリ①タップル
- 気軽な恋人探し向けのマッチングアプリ
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- 18歳から20代前半の利用者が過半数
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昔の出会系サイトまとめ
最後に本記事の内容をまとめました。
本記事のまとめ
- 昔は無料掲示板・SNSサイトがメインの出会いの場だった
- 年齢確認が必要なく18歳未満でも利用可能だった
- 利用目的は恋愛ではなく援助交際・ワンナイトが多い
- 犯罪・トラブルが多く出会い系のイメージは悪くなった
- 現在の出会い系は安全性が高い
- マッチングアプリでは純粋な出会いや婚活目的の利用が活発化している
- 法改正がされてから運営の安全性が高まった
- 昔人気だった出会い系には「ご近所さんを探せ!」「エキサイト出会い」などがある
- さらに昔には「テレクラ」「ダイヤルQ2」といったサービスが出会いに使われていた
出会い系に対して悪いイメージを持っている人も多いですが、昔からの流れを見ると現在はかなり安全性が高まっていることがわかります。
SNSも普及しているので、安全性が高くないとすぐに悪評が広まってしまい、サービスが終了してしまうためです。
中には雑な運営のサービスも存在するので、出会いを探したい場合は良質なアプリ・サイトを選ぶようにしましょう!
公開日: 2022-05-16
タグ:
出会い系アプリ