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シングルファザー(父子家庭)は手当・支援を受けるのがおすすめ!
シングルファザーは手当や支援を受けられると聞いたけど……、本当かな?
シングルファザーを悩ます大きな原因が「金銭」「育児」です。
意地を張って一人でカバーしようとすると、子供に負担がかかってしまいかねません。
できる限り生活を楽にしたり余裕を持たせたりしたいですよね。
実は父子家庭は、様々な手当や支援を受けることができます!
この記事では、父子家庭が受けられる支援・手当をご紹介します。
「申請すればもらえるお金」をぜひ無駄にしないでください!
シングルファザーの悩み・出会いの見つけ方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
金銭的に支援してもらえる
シングルファザーは金銭的な支援を受けることができます。
仕事に行くときは子どもを預けなければならず、また子どものために早く帰ろうと思えば残業代も少なくなってしまいます。
金銭的に支援してもらえば生活が楽になるので、子どもとの時間を楽しんだり十分な教育を受けさせることができます。
どんな金銭的な支援が受けられるか、具体的には後ほどご紹介します!
⇒シングルファザー向けの金銭的な援助・支援をさっそくチェックする!
育児・生活面を支援してもらえる
シングルファザーは、仕事と子育ての両立が難しいです。
子育てが忙しく、大変な時期こそ各種手当や支援を活用しサポートしてもらいましょう。
具合的にどのような手当・支援があるかは次で細かく説明します!
⇒シングルファザーにおすすめ!育児・家事の支援サービスをチェックする!
マッチングアプリ「marrish(マリッシュ)」で再婚するシンパパが増えています。
育児や生活を支え合えるパートナーが見つかるでしょう!
シングルファザーを支援してくれる金銭的な手当まとめ
シングルファザーを支援してくれる金銭的な手当で、代表的なものを以下にまとめました。
支援団体や支援金の詳細は各地方自治体で異なるのできちんと調べておきましょう。
ここではそれぞれの概要を説明します!
児童扶養手当
児童扶養手当とは18歳未満の児童(一定以上の障害がある場合、20歳未満)を持つシングルファザー・シングルマザーに支給される手当です。
子どもが18歳になるまでの間、児童1人につき最大月額43,150円支給してもらえます。
手当の金額は子どもの数やシングルファザーの所得によって変わり、全部支給と一部支給があります。
児童扶養手当の月額は令和3年4月から、
- 全額支給:児童1人43,160円・児童2人目10,190円・児童3人目以降は1人につき6,110円
- 一部支給:児童1人43,150円~10,180円・児童2人目10,180円~5,100円・児童3人目以降は1人につき6,100円~3,060円
です(「厚生労働省 児童扶養手当について」調べ)。
全額支給と一部支給の違いは、所得制限限度額を超えていないかいるかによって区別されます。
つまり子どもが多ければ支給額も増えますが、所得が大きいと支給額が下がってしまうことがあります。
児童扶養手当の所得制限として、例えば扶養親族など(児童)の数が1人の場合、
- 全額支給:所得ベース87万円・収入ベース160万円
- 一部支給:所得ベース230万円・収入ベース365万円
となります(「厚生労働省 令和元年度母子家庭の母及び父子家庭の父の自立支援施策の実施状況 8.自立を促進するための経済的支援」調べ)。
所得とは、収入から諸経費や子どもにかかった養育費などを差し引いたもので、最終的に手元に残ったお金といえるでしょう。
所得の計算方法は以下の通りです。
所得=収入金額-諸経費(給与所得控除額)+養育費の8割相当額(養育費×0.8)-諸控除額
なお母親から養育費を受け取っている場合、養育費の8割が所得に加算されます。
支給額が下がってしまうので注意してください。
また、所得が大きすぎると手当が必要ないとみなされ支給手当が停止してしまいます。
児童扶養手当はお金を受け取るためだけではない!
児童扶養手当は、ただお金を支援してもらうためだけに役立つものではありません。
様々な援助を受ける権利があることを証明するために必要なものです。
児童扶養手当証書や特別児童扶養手当証書は、児童扶養手当法に基づき国から発行されたシングルファザーである証になります。
そのため、地方自治体や企業によって基準が異なる支援をシングルファザーが受けるためには、児童扶養手当証書が必要です。
児童扶養手当証書があれば、手続きの際に「私は所定の審査を終えて援助を受ける資格があるんですよ」と証明をすることができるようになります。
【東京都】児童育成手当もおすすめ
東京都には、死亡や離婚などで父または母がいない児童を養育している人に支給される児童育成手当があります(「とうきょう福祉ナビゲーション」調べ)。
支給対象は都内に住所があり、以下のいずれかの状況にある18歳になった最初の3月31日までの児童を養育している人に支給されます。
支給対象となる児童は、
- 父または母が死亡した児童
- 父または母が重度の障害者
- 父母が婚姻を解消した児童
- 父または母が生死不明である児童
- 父または母に1年以上遺棄されている児童
- 父または母がDV保護命令を受けた児童
- 父または母が法令により1年以上拘禁されている児童
- 婚姻によらないで生まれた児童
- 父母ともに不明
です。
児童1人につき月額13,500円支給されます。
「児童育成手当(障害手当)」は、都内に住所があり、20歳未満の心身障害児などを扶養している方に対して支給されます。
支給対象は、
- 児童が児童福祉施設などの施設に入所しているとき
- 前年の所得が別に定める限度額以上のとき
です。
該当児童1人につき月額15,500円支給されます。
上記ともに手当を受けるためには、区市町村(子供または障害福祉担当課)へ申請することが必要です。
手当の支給は、申請のあった翌月から毎年6月・10月、2月に、その前月までの分を銀行振込などで支給されます。
ただし、保護者の前年の所得が別に定める限度額以上の場合は支給されません。
ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)
ひとり親家庭医療費助成制度は、18歳に達した日の属する年度の末日(一定以上の障害がある場合は20歳未満)を対象し、保険診療の自己負担分を全額もしくは一部助成してもらえる制度です。
住民税課税世帯の場合、通院・入院ともに1割負担になります。
1月あたりの上限は、
- 通院:14,000円(年間144,000円)
- 入院:57,600円(過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合44,400円)
となります。
一方で住民税非課税世帯の場合は、通院・入院ともに自己負担なしです(「東京都福祉保健局 ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)」調べ)。
こちらも所得が大きすぎたり、生活保護を受けていたりする場合は支給されない可能性があるので注意してください。
ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)は地域によって内容が変わるので、利用前に各自治体のホームページを確認してみてください。
就学援助
就学援助は小・中学校に就学する児童がいる家庭を対象とした支援制度で、学校生活に関わる資金(教科書代、修学旅行費、給食費など)を支援してもらえます。
支援される費目は、
- 学用品・通学用品費
- 給食費
- 修学旅行費
- 修学旅行支度金
- 校外学習費
- 移動教室費
- 夏季学園費
- 卒業記念アルバム費
- 新入学学用品費
- 運動用具費
- クラブ活動・部活動費
などで、金額などは各自治体により異なります。
援助の対象となるのは、
- 生活保護を受けている
- 生活保護が停止・廃止になった
- 児童扶養手当を受けている
- ハローワーク登録の日雇い労働者
- 経済的な理由で学費などの支払いが困難
などの条件に該当した場合手当を受けることができます。
こちらも、所得の変化や再婚によっては支援を停止されてしまうこともあります。
自分の所得が支援の対象かどうかは地方自治体に相談してみましょう!
家賃補助(住宅手当)
シングルファザーが見落としがちなのが家賃補助です。
勤務先で家賃補助や手当がなくても、地方自治体によっては支援してくれるところもあります。
東京都の世田谷区では、「ひとり親世帯家賃低廉化補助」という家賃補助制度を使えば最大で4万円家賃を減額してもらえます。
ただし、家賃補助はいくつか条件があるため、地方自治体で確認する必要があるでしょう。
自立支援教育訓練給付金
自立支援教育訓練給付金は、シングルファザーの資格取得に対する給付金で、対象教育訓練を受講し修了した場合にその経費の60%(下限12,001円・上限修学年数×20万円、最大80万円)が支給されます。
以下の要件を全て満たした、20歳未満の児童を扶養している男性が対象です。
- 児童扶養手当の支給を受けているか又は同等の所得水準にあること
- 就業経験、技能、資格の取得状況や労働市場の状況などから判断して、当該教育訓練が適職に就くために必要であると認められること
支給については、受講前に都道府県等から講座の指定を受ける必要があります。
必ず事前に住んでいる地区の役所に相談してください。
上下水道の減免
児童扶養手当を受けている世帯は、水道料金も減免されます。
内容は市町村ごとに異なるので、減免を受けたい方は確認してみてください!
例として東京都では、以下のような減免を受けることができます。
- 水道料金:基本料金と1月当たり10m³までの従量料金の合計額に100分の110を乗じて得た額
- 下水道料金:1月当たり8m³までの料金
保育料負担軽減(多子軽減)
保険料負担軽減制度(多子軽減制度)は、制限内の収入であれば1人目の子供の保育料が半額、2人目以降の保育料が無料になる支援です。
手当を受けるための条件は、
- 年収が約360万円以下
- ひとり親家庭であることを確認できる
です。
両親が揃っている家庭でも受けられる支援ですが、シングルファザーなら1人目の子供から支援を受けることができます。
交通費の割引
交通費の割引とは児童扶養手当を受給している世帯に対する支援制度で、JRの通勤定期を3割引で購入することができます。
JRだけでなく、市営バスや私鉄などでも割引になることもあります。
定期を購入する前に、事前に市区役所で以下の証明書を発行してもらいましょう。
- 特定者資格証明書
- 特定者用定期乗車券購入証明
割引支援を受けるためには、児童扶養手当を受給していることを各交通機関に証明できれば大丈夫のケースがほとんどです。
所得税と住民税の免除、減免
所得税と住民税の免除・減免、いわゆるひとり親控除は、2020年(令和2年)から始まった新しい所得控除です。
シングルファザー・シングルマザーの場合、一定金額の所得控除を受けられるようになりました。
この制度のポイントは、未婚のシングルマザーやシングルファザーも対象になるところです。
ただし事実婚は実質的な結婚とみなされるので、ひとり親控除の対象にはなりません。
国税庁によると、以下の条件に当てはまる人がひとり親控除の対象となります。
- 事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる一定の人がいない
- 生計を一にする子がいて、その子の1年分の総所得金額等が48万円以下
- 他の人の同一生計配偶者や扶養親族になっていない
- 合計所得金額が500万円以下
ひとり親控除の額は所得税で35万円、住民税で30万円で年末調整で申告が完了する控除です。
会社員の方は年末調整手続きの一環で完結しますし、確定申告の方は申告すれば所得控除に反映されます。
申告するだけで35万円の所得控除が受けられる手軽で金額が大きい支援です!
シングルファザーがまず抑えるべき4つの手当
ここまで、シングルファザーが受けられる金銭的な支援についてご紹介してきました。
その中でも特に以下の4つの支援は重要事項です。
- 児童扶養手当
- ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)
- 就学援助
- 家賃補助(住宅手当)
これらは父親と子供の生活に特に大きく関わってくるので、必ずチェックしておきましょう!
金銭面の手当をもらっても生活が苦しいなら「精神的な支え」が必要なのかもしれません。
子供としっかり話し合いましょう。
新しいパートナーを見つかるなら、「マッチングアプリ」が一番近道です。
あなたの境遇を理解してくれる、素敵な女性を見つけてください。
シングルファザーにおすすめのマッチングアプリ
シングルファザーの育児・家事を支援してくれる制度・サービス
ここから、シングルファザーの育児・家事を支援してくれる制度やサービスをご紹介します。
「金銭的な面だけではなく、生活の面でも支援してもらいたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
ひとり親家庭ホームヘルプサービスも利用できる
金銭的な補助とは別に、一人親家庭を対象にホームヘルパーを派遣している自治体もあります。
- 就業
- 看護
- 介護
などの理由で保育が困難な場合に利用することができます!
食事、洗濯や育児が大変な父子家庭におすすめです。
子育て短期支援事業(ショートステイ・トワイライトステイ)
子育て短期支援事業は一時的に子供の面倒を見るのが困難になった場合に、子供を預けることができる制度です。
種類は2種類あり、それぞれ内容は自治体ごとに若干異なります。
- ショートステイ:児童養護施設などで最大7日間、預けることができる形式
- トワイライトステイ:17時から22時に預けることができる形式
仕事の都合などで子供を預けたい時には、ぜひ利用してみてください!
シングルファザー向け支援団体一覧
シングルファザーを支援してくれる団体として、
- 一般社団法人ひとり親支援協会(ひとり親交流サークルエスクル)
- 一般社団法人ハートフルファミリー
- NPO法人リトルワンズ
が有名です。
3団体とも全国展開しているので、利用を検討してみましょう!
シングルファザーの手当・支援に関するよくある質問
ここではシングルファザーの手当・支援に関するよくある質問をまとめました。
参考になりますので、ぜひ目を通してみてください。
父子家庭支援はどこで申請するの?
父子家庭支援は、各自治体の窓口で申請できます。
一部の就学援助などは学校に申請書を提出する場合もあるので注意してください。
茨城県のつくば市は書類を学校に提出することになっています。
このように、地方自治体によって提出先や必要書類が違う場合もあるので、詳しくは自分が住んでいる地域の公式サイトで確認しましょう。
再婚した場合はどうなる?
再婚した場合、支援対象ではなくなるため手当を受け取れなくなる可能性が高いです。
配偶者が働けるようになり、世帯の所得が向上するからです。
しかし、中には「再婚しても生活が苦しい」という場合もあるでしょう。
再婚しても生活が苦しい場合は、世帯所得によっては就学援助などを受けることができます。
一度地方自治体に相談してみてください。
シングルマザーとシングルファザーの手当に差はある?
ひとり親家庭では、男女の親共々子育ての負担が重いです。
以前に比べると改善されたものの、まだまだ長時間労働や責任あるポストで働くことが難しくなっています。
経済的な支援が必要なのは、シングルファザーもシングルマザーも同じこと。
シングルファザーでも、条件が合えば支援を受けることも可能です。
生活が辛くなったら新しいパートナー探しがおすすめ
支援を受けていても生活が難しい場合には新しいパートナーを探してみましょう。
新しいパートナーを探すことで収入面でも家事・育児の面でも生活が楽になります。
マッチングアプリなど出会いの機会が増えた
シングルファザーの中には「忙しくて恋愛なんてできない」と考えている方も多いでしょう。
そういう方におすすめなのがマッチングアプリです。
マッチングアプリを使えば、空いた時間で気軽に再婚相手を探すことができます。
料金も月額4,000円前後で使い放題であることが多いため、あまり負担にはなりません。
ただし、マッチングアプリによってはシングルファザーに向いていないものもあります。
こちらの記事ではシングルファザーにおすすめなマッチングアプリをご紹介しているので参考にしてみてください。
シングルファザー(シンパパ)は仕事と育児の両立で日々忙しく新しい出会いが見つかり...
シングルファザーは意外とモテる
シングルファザーは恋愛の面で余裕があり、人生経験も豊富なので意外とモテます。
父親に親権があるということは離婚の原因が自分にはなかったという証拠にもなりえるので、ただ離婚歴がある男性よりもシングルファザーのほうが女性の印象が良いのです。
離婚歴があると男性側が原因で離婚した、と思われがちですが、シングルファザーだと母親側に原因があり父親は悪くないと思わる可能性が高いので、胸を張ってシングルファザーだと名乗ってください。
再婚したいシングルファザーが新しい相手を探す方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
結婚相談所もおすすめ
真剣に結婚したい場合は結婚相談所を利用するのもおすすめです。
結婚相談所は婚活目当ての真面目な会員しかいませんが、敷居が高いと考える人もいるでしょう。
2019年現在、結婚相談所の形態も多岐に渡り、比較的安価で入会できるところも増えています。
人によっては、マッチングアプリで長々と婚活するより結婚相談所に入会するほうが効率的な場合もあります。
こちらを参考にして、自分に合った結婚相談所を探してください。
シングルファザー向けの出会えるマッチングアプリをご紹介
シングルファザーはマッチングアプリで異性と出会うのが難しいと考えている方もいるはず。
実は、シングルファザーでも安心して使うことができるマッチングアプリもあります。
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複数登録してみて自分に合ったサービスを利用するようにしましょう!
マッチングアプリの複数掛持ちして使うメリットについては、こちらの記事を参考にしてください。
マッチングアプリを何個も登録してる方に疑問を持つ方もいると思います。実はマッチン...
ここからはシングルファザーでも異性と出会うことができるマッチングアプリをご紹介します。
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公開日: 2019-12-19