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お見合いで結婚した人の離婚率は約10%
現代では、結婚相談所のお見合いで知り合って結婚したという夫婦がとても増えています。
お見合いの場合、出会いの時点から結婚に関する話が出来ます。
お互いの結婚観が合うと短期間で成婚に結びつきやすいのが特徴の一つです。
結婚相談所は多くの異性の中から相性の良い相手を探せる事が最大のメリットですよ!
ゆえびお見合い結婚は、恋愛結婚と比較して離婚率が低い事が分かっています。
知人にお見合結婚で非常に仲がいい中高年夫婦が何組かいます。聞くと、お見合いだからこそ、穏やかにお互いを知っていき思いやりを持って結婚生活を長く続けていられたと思うと言います。
実際、離婚率は恋愛結婚40%、見合結婚10%です。
平成24年度司法統計の結果によると、
- お見合い結婚の離婚率は約10%
- 恋愛結婚の離婚率は約40%
とお見合いで結婚した夫婦の方が離婚しにくいという数字が出ています。
ただ幸せな結婚生活を送っている人もいれば、お見合い結婚後に後悔している人がいるのも事実。
今回は、お見合い結婚後に後悔する理由をご紹介します。
幸せな結婚をする為に結婚前に考慮する事・夫婦円満の秘訣も併せて解説するので参考にしてくださいね。
【体験談】お見合い結婚の後悔エピソード
お見合い結婚後に後悔した人の、主な理由についてご紹介します。
いうまでもなく結婚は、人生の一大イベント!
幸せな結婚生活を思い描いていたのに、同棲後に後悔してしまった...という事にはなりたくないですよね。
後悔しうる理由を予め知っておくことはとても重要ですよ!
性の不一致
10歳ほど年上の男性とのご縁があり、彼のマンションへ私が引っ越す形で同居が始まりました。
当然のことながら夜は一緒に寝たのですが、いざ行為をする段になって、すごくイヤというか抵抗があったんです。
それでも結婚したんだしと思い必死にこらえて何とか終わらせました。
それなのに次の日も求められ、断れなくてまた我慢。
とにかく動物的というか、痛いのもあるし、汚らわしいというか・・・。
こんなこと毎晩しなきゃいけないなら結婚しないほうがよかった!!と激しく後悔しています。
パートナーとの夜の営みに対して嫌悪感が強いと、夫婦関係が崩れる要因になってしまいます。
結婚すると「出産」に関する問題も出てくるもの。
我慢して夜の営みを受け入れる度に、気持ちは離れていってしまうのです。
相手に愛情を感じないまま結婚してしまうと、後々夜の営みに対して悩むことになってしまう可能性がありますよ。
考えの不一致
結婚初日「今後の給与以外に、男の結婚前の貯金も全部まとめて家計に入れるべき」と言いわれました。
まとめた家計は彼女が管理や運用はするとのことです。
私としては、結婚後の給与は彼女に管理してもらって構わないのですが、婚前の貯金は各々が管理し、必要なときに、出しあえばいいのではと考えていたのですが、彼女は「お金のことはきっちりとしなければ、いけない。お金のことはごまかしいていいものではない。」と主張されてしまいました。
結婚をすると、様々な事を二人で決めていかなければなりません。
お互いの考えを話し合い歩み寄れれば良いのですが、相手の考えを押し付けられると考えの不一致から結婚を後悔してしまいます。
特に男性は仕事に情熱を注いでいるぶん、給料の管理に対して口出しすることが嫌悪感につながりがち。
相手の気持ちを踏まえた話し合いをしなければ、夫婦関係が悪化してしまいますよね。
恋愛感情がなく冷めた
結婚した時から愛情も恋愛感情もありません。
数年経った今も変わりません。
子供ができても変わりません。
むしろ前よりも嫌いになりました。
愛情もない相手と日々一緒に暮らすのはつらいです。
顔も合わせたくない、一緒に食事もしたくない。
恋愛感情を持てないパートナーとの生活には苦痛に感じてしまうもの。
一度相手に嫌悪感を抱いてしまうと、顔を合わせる度に嫌気がさしてしまいます。
口を利くことも少なくなっていき、お互い違う部屋に閉じこもって家庭内別居に陥る夫婦もいるのです。
夫婦でいる事がストレスでしかない状況になり、結婚を後悔している人が多いのも事実。
あまりに夫婦関係が冷え切っていると、子供の発育環境にも悪影響が及ぶ危険性が生じてしまいます。
お見合い結婚に後悔している人の5つの理由
お見合い結婚後に後悔している人の声を見ると、どれも結婚生活が苦痛になってしまっている事が分かるでしょう。
ここからは、辛い結婚生活になってしまった原因をいくつかご紹介します。
相手に恋愛感情が芽生えない
お見合い結婚の場合、結婚観・フィーリングが合うと交際がスタートする事が多く、交際中に恋愛感情が芽生えなくても結婚に踏み出した人もいます。
好きな相手と結婚出来た喜びが少ないと新婚生活がつまらないと感じてしまい、結婚を後悔してしまうのです。
子供が生まれると状況は更に悪化する事も多いもの。
子育ての忙しさからパートナーに不満がたまり、嫌いになったという人も多いですよ。
将来についてきちんと話し合わなかった
結婚後の生活に対して十分に話し合いが出来ていない場合、考えが合わずに揉めてしまう事が多くなってしまいがち。
- 金銭管理
- 休日の過ごし方などの生活スタイル
- 趣味
- 家事分担
- 妊娠・出産のタイミング
結婚後は、独身時のような生活スタイルは難しくなります。
パートナーがお金のかかる趣味を持っていることを、結婚後に知り喧嘩になるケースもあります。
子供が生まれても家事や育児に協力的でない夫に、愛情を感じられなくなってしまう事にもなりかねません。
価値観が合わない
独身の頃は時間やお金を好きに使えますが、結婚後は様々な事をお互い考えて生活していきます。
育った環境が違うもの同士、価値観が合わない部分があるのは仕方のない事。
良い夫婦関係を維持する為には、お互いが歩み寄れるかどうかがとても重要です!
特に交際期間の短いお見合い結婚の場合、信頼関係が浅い事があります。
- 相手に気を使って言いたい事を言えない
- 自分の考えを言って嫌われないか不安
信頼関係が浅くお互い歩み寄れないとなると、価値観の不一致の溝が一層深くなってしまう危険があります。
夜の相性が合わなかった
夜の営みは、愛情を実感できる特別なひと時。
愛情を確認しあい、いつまでも夫婦仲良くいるための秘訣でもあります。
一方で、夜の営みが苦痛で仕方ないという人もいます。
さきほどお話したように、愛情を感じられないのが大きな原因。
結果的に、夫婦間に溝が生じてしまう危険が高まります。
結婚後に欠点が気になりはじめた
交際中は愛情を感じていたのに、結婚後に相手の欠点が気になり愛情が冷めてしまったケースもあります。
同棲をせずに結婚をすると、生活を共にしてみたら相手の欠点が受け入れられなかったという事に陥る可能性が高まります。
気持ちをしっかり伝えあえる関係を築けない限り、後悔する結果になりかねませんよ。
幸せになるために結婚前に考えること
後悔しない結婚をするためには、事前に相手をしっかり見極め、将来について話し合うべきです。
ここからは、幸せな結婚生活を送るために必要なポイントをご紹介します!
結婚に焦らず時間をかけてお互いを知る
女性は出産の問題もあるため、できるだけ早く結婚したいという気持ちからつい焦ってしまいがち。
価値観が合う相手と交際できたのなら、早い段階で結婚に踏み切りたいという気持ちも分かります。
ですが結婚の最大の目的は、幸せになることですよね。
焦らずに結婚後の生活を思い描き、お互いを知る期間を設けることが重要ですよ。
- 話し合いが出来る相手なのか
- 自分の主張だけでなく、相手の考えにも耳を向けてくれるのか
- 生活の中で、相手が大切にしているものは何か
交際期間中に、相手の深い部分を知る努力をしてみましょう。
お互いの価値観を確かめる
結婚生活では「価値観が合う」事が最も重要なポイント。
子供が生まれると、たくさんの事を二人で決めていく機会が増えます。
- どのように子育てをしたいか
- 習い事は何をさせてあげたいか
- 休日はどう過ごしたいか
- 育児・家事分担についてどう考えているか
価値観が合う相手であれば、お互いが理想に近い家庭を築きやすくなりますよ!
ライフプランの意見を共有する
結婚後のライフプランについてよく話し合い、共有しておくことが大事です。
特に金銭管理については揉めやすいことなので、「事前に話し合う」事が大切です。
趣味にお金がかかる場合、パートナーの許容範囲内に留めることに注意しましょう。
共有するということを大事にしてくださいね!
相手の親御さんとの関係も築く
結婚後には、相手の両親と関わる機会が増えます。
子供が生まれたらなおさらですよね。
結婚前に良好な関係が築けていると、結婚後の嫁姑問題で悩む事も防げるでしょう。
相手の両親と食事にいく・連絡をこまめにする等、可能な限り顔を合わせる機会を作ってみてください。
友人や仲人に相談する
交際している相手の事を、友人や仲人に相談し意見を聞いておくこともおすすめ。
客観的で貴重な意見を聞く事が出来ますよ。
お見合いであれば、仲人の意見も重要ですよ!
仲人は何人もの男女の結婚を見届けてきたプロフェッショナル。
相手の結婚観や人柄等を踏まえたうえで、的確な意見をもらう事が出来ます。
妥協しない
良縁に至るまでに期間が長くなると、結婚条件をつい妥協してしまう事もあります。
厳しく設定しすぎると成婚率を下げる事に繋がってしまいますが、結婚は人生を左右する大きな転機でですよね。
決め手となる条件に対しては、決して妥協しないようにしましょう。!
全ての条件に固執するのではなく、譲れない条件を2つほどに絞って婚活することをおすすめします。
条件と同様に、結婚相談所選び等お見合いに関わる事は妥協しないことが大切です。
お見合い結婚後も後悔しない!夫婦円満の秘訣
結婚後は、パートナーと家庭を築く大切な期間になります。
円満な家庭を築くためには、夫婦関係がとても重要です!
良好な夫婦関係を継続していく為の秘訣をご紹介しますね。
感謝の気持ちや好意を素直に口に出す
共に生活をする期間が長くなると、感謝の気持ちや好意を口に出して伝える頻度が減少してしまいがち。
夫婦関係が長くなればなるほど、感謝の気持ちや好意を伝えられると嬉しいものです。
- 仕事を頑張ってくれる事への感謝
- 家事を頑張ってくれる事への感謝
- 家庭を大切にしてくれる事への感謝
- 毎日健康で過ごせている事への感謝
- 夫婦で家庭を築けている事への感謝
生活に慣れてしまうと、当たり前のように感じてしまう事もありますが、「笑顔で毎日過ごせる場所がある」ことはありがたいものです。
出会った頃や交際中の思い出を思い返し、好意を伝える事も大切ですよ!
二人でデートする時間を確保する
結婚しても夫婦でデートをする事で、恋人だった頃の気持ちを思い出すきっかけになります。
結婚後は仕事や家事・育児と大忙し。
夫婦二人でゆっくりと時間を過ごす機会が減少しやすいのです。
たまには息抜きも兼ねて、ゆっくりと時間を過ごしながらデートを楽しみましょう!
人生を共に過ごす相手がいる幸せを感じられる機会になりますよ。
お互い干渉せず程よい距離感を保つ
夫婦になったとはいえ干渉しすぎてしまうと、生活が窮屈に感じてしまいます。
- 帰宅時間
- 休日の過ごし方
- 連絡を取っている相手
男性は仕事上の付き合いで、食事に行く機会が多いものです。
「異性はいるのか」など心配事もあるかもしれませんが、あまり干渉せずに相手を信頼する事も大切ですよ。
どうしても気になる場合は、素直に気持ちを話すことも大切です。
ただ問い詰めたり過度な干渉をしてしまうと、関係が悪化してしまう可能性があるので注意してくださいね!
公開日: 2023-09-19