シッテク
更新日:2021年12月16日

360度を花に囲まれながら可愛い鳥たちとゼロ距離でふれあえる?!大迫力のバードショーも必見な静岡県掛川市の掛川花鳥園にデートプランをインタビュー!

今回ご紹介するのは静岡県掛川市にある、花や鳥とふれあえるテーマパーク「掛川花鳥園」です。

こちらでは、鳥たちが暮らす中に入っていくため、柵や檻がなく鳥たちが自然と肩に止まってくるなど珍しい体験ができるのが大きな特徴となっています。花の展示は温室内の天井から吊り下げる「ハンギング」という珍しい手法でも展示されているので視界一面に広がる花々を堪能でき、その下でお食事をすることもできるんです。

また1日に3回バードショーも行われており、鳥たちの生態についてより知ることができたり、彼らのパフォーマンスに圧巻されること間違いなしでしょう。3回とも出演する鳥やショーの内容が違うので、1日に何回でも楽しめるようになっています

今回はそんな掛川花鳥園の広報担当である北条さんに、花鳥園の魅力や、鳥たちの紹介・バードショーのお話・デートスポットとしての過ごし方などをインタビューしました。

目次

「掛川花鳥園」について

「掛川花鳥園」について教えてください

北条さん:当園は花に囲まれながら鳥と遊べるテーマパークです。園内には柵や檻がなく鳥たちが生活している環境にお邪魔して楽しむといった体験ができるのが大きな魅力となっています。

こういった展示方式は、最近ではことりカフェなど小規模な施設では増えてきましたが、ここまで大きな敷地で採用している場所は珍しいと思います。また全天候型の施設なので、一年を通して天気に左右されず楽しめるのも特徴です。

編集部:鳥たちの生活している中に入っていくということは、園内を回っていて肩に乗ってきたりすることもあるんですか?

北条さん:鳥によっては急に肩に乗ってくることもあります。園内各所で鳥の餌を販売しているので、オオハシなどはタイミングを見て肩や頭に乗って餌をねだってくることもあるんです!人懐っこい鳥もいて、他の場所ではできない体験ができると思います。

通常の動物園のように展示されている動物たちを観に行くイメージというよりは、同じエリアで鳥たちと遊ぶために来場するといったイメージの方が近いかもしれません。一点注意してほしい点は鳥たちはうんちの我慢ができないので、ラフな格好やカッパを持ってきていただきたいという点ですね。

編集部:頭や肩に乗って餌をねだってくる姿はとても可愛らしいでしょうし、他の場所ではできない体験ですね!鳥たちと遊ぶために来場する場所という説明はとてもわかりやすく、掛川花鳥園の雰囲気を一言で表した表現だと思いました。

「掛川花鳥園」でできる体験について

「掛川花鳥園」で見られる鳥たちについて教えてください

北条さん:1番人気があるのは滅多に動かない鳥として有名なハシビロコウのふたばちゃんです。テレビのロケなどにも取り上げられるほどの人気で、国内に13羽しかいないハシビロコウの中でもトップクラスの人気を誇っていると思っています。なんと週刊女性誌のグラビアページを飾ったり、ふたば単体の写真集が出ているくらいなんです!その他にも100種類以上の鳥がおり、中でもフクロウやフラミンゴ、ペンギン、インコ、ヘビクイワシも人気となっています。(※ハシビロコウの飼育数は2021年12月現在)

編集部:単体の写真集が出ている鳥は全国で見てもふたばちゃんくらいではないでしょうか!大小様々な鳥がいるだけでなく、飛べる鳥や飛べない鳥、水で生息する鳥など、たくさんの種類の鳥がいることに驚きました。

鳥たちとのふれあい体験について教えてください

北条さん:園内ではいくつかの場所で常時販売している餌や、時間限定で販売しているおやつを自由にあげることができます。例えばインコの場合、餌がりんごでおやつがひまわりの種なのですが、りんごを手に乗せても3羽くらいしか集まってこないのに、ひまわりの種だと20羽くらい集まってくるんです!またフラミンゴやエミューなどの大型の鳥たちに餌をあげられるのも迫力があって面白いと思います。

他にも人数限定にはなってしまうのですが、ペンギンを膝に乗せて一緒に写真を撮ることもできるんです。入園時に整理券も販売しているので、受付で申告してもらえれば誰でも体験可能となっています。

またふれあうことはできないのですが、冬季は「ペンギンたちのお散歩」を実施しており、園内をペンギンたちが群れで散歩するというイベントも開催しています。

編集部:餌とおやつは鳥たちにとって大きな違いがあるんですね!エミューやフラミンゴは遠目からしか見たことがないので、餌をあげられるのはとてもテンションが上がりそうだと思いました。入園時にはペンギンの写真撮影の整理券を購入することも忘れないようにしないといけませんね。

バードショーについて教えてください

北条さん:1日に3回、大体20分ほどのバードショーを開催しています。3回とも全て内容が異なっているのが特徴で、10時半からは猛禽類の鳥たちのショーを、13時と15時からは様々な鳥たちが個性を生かしたショーを披露してくれるんです。

午前中のショーは猛禽類の疑似的な狩りの様子を体感できる迫力満点のパフォーマンスとなっており、毎回とても盛り上がります。中でも1番の目玉はヘビクイワシのパフォーマンスです。ヘビのおもちゃが紐で吊るされている棒をヘビクイワシにさし出すと、ジャンプキックをしたり踏みつけたりします。野生の荒々しさを手で体感することができるのでとても人気です!

北条さん:また午後のショーでは鳥たちが個性を活かした特技を披露してくれます。例えば鳥たちがダンスを踊ったり、マイクに向かって鳴いたり、フラフープの間を飛んだり、くす玉を割ったり……、と猛禽類のショーとはうってかわって可愛らしく楽しいショーとなっています全てのバードショーは入場料を払えば無料で楽しむことができます

編集部:猛禽類の狩りの様子を間近で観察できるショーから、様々な鳥たちがそれぞれの特技を生かして一生懸命に作っていく可愛らしいショーまで、幅広く用意されているのですね。朝から夕方まで滞在して、全てのショーを観られるようなスケジュールで滞在するのが良さそうだと思いました。

1年を通して楽しめる花々について教えてください

北条さん7000㎡にわたる大温室では数多くの花々が展示されています。中でもインパチェンスやアイビーゼラニウムなどが大人気ですね。もう一つの当園の目玉はインコの放し飼いエリア内のプールにて展示されているスイレンとなっています。ハスの生育状況にも依るのですが夏限定で、このプールで育てられているオオオニバスの上に25kg-30kg以下の5、6歳までのお子さんは乗ることもできるんです。(※夏季のみのイベントです。オオオニバスの育成状況により体重制限・年齢制限が変わることがあります)

また当園の花々は展示方法も独特で、大温室の天井から吊るすハンギングという方法をとっているのも大きな特徴です。色とりどりの花々がまるでカーテンのように視界いっぱいに咲き誇っています。さらに満開の花の下で食事ができることも魅力の一つだと思います。

編集部:ハンギングによる展示はまさに綺麗な花に囲まれるという感覚を得ることができますね。オオオニバスに乗る子どもであったり、綺麗な植物に囲まれたパートナーなど様々なフォトジェニックな被写体が生まれる空間なので、どれだけ撮ってもシャッターチャンスが次々にやってきそうだと思いました。

「掛川花鳥園」の施設について

お土産屋さんについて教えてください

北条さんお花の売店「フラワーショップ おはなっこ」と通常の売店「おみやげ広場 ハミングバード」の二つがあります。前者は普段皆さんがお見かけするような園芸植物屋さんのような形です。切り花は置いていませんが、ハンギングで吊るしてある植物、それを挿し技にしたものなどを販売しています。他にも植木鉢や栽培関連の商品なども一緒に販売しています。

編集部:実際に展示されている様子を見て、家で育てるときのイメージも湧きそうなので、ハンギングで吊るしてある植物の挿し枝が販売されているのはとてもありがたいです。また初心者にとっては植木鉢などもどこで買えばいいかわからないので、ここで全て揃うのは大変魅力的だと思いました。

北条さん:また通常のお土産屋さんの方では鳥に関する文房具、食器類、アクセサリー、帽子、Tシャツなどを販売しています。1番人気があるのはキーホルダーとぬいぐるみですね。当園ではオリジナルでオーダーしているぬいぐるみも販売しているので、ここでしか購入できないですし、その分リーズナブルなんです!また通販も始めたので、遠方の方でも買うことができますよ。

編集部:ハシビロコウのぬいぐるみもシロフクロウのぬいぐるみもとてもリアルな出来になっていますね!サイズも様々用意されており、自分に合ったぬいぐるみを買うことができるのも嬉しいです。

お食事どころについて教えてください

北条さん:園内には、ハンギングされた花々の下で食事を楽しめる「フローラ」と、季節のスイーツやドリンクなどの軽食を提供しているフードカフェ「ハナハナ」の二つのレストランがあります。

フローラではプレート料理が大人気です。季節ごとにメニューも入れ替えており、開店30分くらいで完売してしまうこともしばしばとなっています。レギュラーメニューの中では「ふたばのオムハヤシ」が人気ですね。こちらはハシビロコウのふたばを象ったソースを上からかけており、掛川花鳥園ならではのメニューとなっています。他にもふたばの絵がバーガーに描かれている「ふたばのメンチカツバーガー」も子どもから大人まで大人気です。

編集部:来場者の方々もみんなふたばちゃんが大好きですし、オムハヤシもハンバーガーも嫌いな人はいませんもんね!午前と午後のショーの間に食べるのにぴったりのメニューだと思いました。

北条さん:フードカフェ「ハナハナ」では写真映えするような限定メニューを多数用意しています。最近人気があるのは、「フォンダンショコラセット」です。フラミンゴをイメージしてイチゴホイップでデコレーションしており風味豊かなカカオマスとアーモンド生地から濃厚チョコが溢れ出す絶品となっています。他にも季節に応じて、フクロウの形をしたアイスやペンギンを模したかき氷などを用意していますよ。

編集部:これは思わず写真を撮ってしまうくらいに可愛らしいメニューですね。2人で一緒に食べることで話題もより広がりそうだと思いました。

デートスポットとしての「掛川花鳥園」について

これまでに訪れたカップルの印象的なエピソードを教えてください

北条さん鳥オタクのカップルがいらっしゃることが多く、とても印象に残っています。一般的なお客さんとは違って、鳥が手に乗ってきても動じることなく匂いを嗅いだり、頭から足まで鳥のグッズを身に付けていたり、自分の家で飼育している鳥の飼育相談をいただいたりすることが多いです。我々もいい意味で試されているような気持ちになり、楽しみにしています笑

編集部:どの分野にも極めきった人というのはいるものですね……!初めて訪れたカップルでも鳥たちの魅力に取り憑かれてしまい、鳥オタクに目覚めることもあるかもしれません笑。

思い出に残るような写真スポットはありますか?

北条さんカップルで鳥を間に挟んで、スリーショットを撮影していただくのがおすすめです。スタッフにお声がけいただければいつでもお撮りします。また鳥とふれあっているパートナーの写真を撮るのもいいかもしれません。固定の写真スポットがあるというよりは、園内を回って楽しんでいただいている中で、お気に入りの鳥やシチュエーションがあったらその場所がフォトスポットになるようなイメージだと思います。

編集部:カップルの間に鳥を挟んだスリーショットは、鳥たちが園内を自由に過ごしているからこそ撮れる写真だと思いました。いつシャッターチャンスが来るかわからないので、写真好きなカップルはカメラから手が離せませんね!笑

「掛川花鳥園」を訪れるカップルへ

掛川花鳥園を訪れるカップルへメッセージをお願いします

北条さん:施設自体が年中楽しめるようになっているので、雨の時にデートをどうしようか迷った際でもいつでもお越しください。時期も季節も関係なく、綺麗な花々をみたり、鳥たちとふれあうことができるので、行き先に迷ったらきていただけるとと思います!

編集部:綺麗な花々の中で鳥たちとふれあえる環境が都内近郊にあるとは知りませんでした!まるで日本ではないような非日常感が満載の写真を撮ることもできますし、迫力と可愛さ満点のバードショーもあり、朝から夕方まで楽しめること間違いなしですね。

ぜひみなさんも静岡県を訪れた際には、掛川花鳥園を訪れてみてください!雨合羽もお忘れなく!北条さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。

基本情報

住所

〒436-0024 静岡県掛川市南西郷1517

電話番号

0537-62-6363

営業時間

平日(月~金)9:00~16:30 (最終入園16:00)
休日(土日祝)9:00~17:00 (最終入園16:30)
営業時間等は急きょ変更となる場合があります。詳しくは公式HPをごらんください。

休園日

休園日 第二第四木曜日

入園料

大人(中学生以上) 1,500円
小学生 700円
幼児 無料
シニア(60歳以上) 1,100円

公式HP

https://k-hana-tori.com/

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