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更新日:2022年6月22日

江戸時代から受け継がれる日本酒「福寿」を味わいながら二人の仲を深められる!?兵庫県神戸市東灘区の「神戸酒心館」にデートでの楽しみ方についてインタビュー!

今回ご紹介するのは、江戸時代より日本酒の一大生産地として知られる神戸市東灘区にある「神戸酒心館」です。

当時、日本酒は全て灘で造られていたと言われるくらい、灘は日本酒どころとして有名なんです。そんな灘にある「神戸酒心館」13代に渡って受け継がれてきた歴史ある蔵元で、当時のこだわりを受け継ぎながら看板商品「福寿」を守り続けています

福寿を造っている「福寿蔵」をはじめ、料理と福寿のペアリングを楽しめる「さかばやし」、日本酒に加えて、オリジナルの食品や雑貨が販売されているショップ「東明蔵」、酒心館ホールとして使われる「豊明蔵」という4つの蔵からできており、それぞれの蔵を楽しめるのも大きな魅力です。

本日は神戸酒心館・広報の幸徳さんに、神戸酒心館でできること、日本酒「福寿」について、デートスポットとしての楽しみ方などインタビューしました!

目次

「神戸酒心館」について

「神戸酒心館」でできること

幸徳さん神戸酒心館は270年以上の伝統を持つ蔵元で、日本酒「福寿」を造る”福寿蔵”と蔵の料亭「さかばやし」がある”水明蔵”、蔵元ショップである”東明蔵”、酒心館ホールとして使われている”豊明蔵”と言う4つの蔵からなる複合施設です。 

看板商品である「福寿」の酒蔵見学や試飲ができるだけでなく、敷地内の料亭では食事と福寿のペアリングも楽しめるのが魅力となっています。かつてお酒を保管する蔵だった酒心館ホールもあり、こちらでは落語やコンサートが開催されたりする他、「酒蔵ウェディング」として披露宴も行えるので結婚を考えているカップルにもぴったりの施設です!

編集部:酒造りの様子を見られたり、日本酒にまつわるショップもあったり、食事とともに楽しめたりするなんて、日本酒のことだけを考えながら過ごす最高の1日を満喫できそうですね。また酒蔵で結婚式が執り行えるというのも斬新だと思いました!

「神戸酒心館」の見どころ

神戸酒心館で造られている日本酒「福寿」について教えてください

幸徳さん気候・地形・土壌・水という六甲の恵みに育まれた日本酒で、「財運がもたらされますように」という思いを込めて、福禄寿に因んで名付けられたのが「福寿」です。日本人がノーベル賞を受賞した際の公式行事で振る舞われたお酒として世界的にも有名になりました。

編集部:福禄寿から取った名前の通り、長年にわたって愛されるお酒になったのは感慨深いですね。世界で認められた日本酒はぜひ一度味わってみたいと思いました。

幸徳さん:製法としては特徴が2つあります。1つ目は「麹造り」です。当社は、お酒造りにおいて一番大事な工程である麹作りを「箱麹法」という木製の箱を用いて麹を造る方法を採用して完全手造りで行っています。また、最高級の大吟醸酒造りにおいては「たらい麹造り」という特別な製法を採用しています。

2つ目は、「水」です。西宮の一部の地域でしか取ることができない、鉄分が非常に少なくミネラルを多量に含んでいる「宮水」を使っている点です。麹と水に加えて、兵庫県産の酒米と丁寧な酒造りで 「芳醇な味わい」「エレガントさ」「バランスの良さ」を追求しています。代表的な「福寿 純米吟醸」はフルーティで滑らかな口当たりが楽しめます。

編集部:まさに神戸という立地が形作った日本酒といえますね。フルーティで滑らかな口当たりということで、日本酒をあまり飲んだことがない人でも楽しめそうだと思いました。

神戸酒心館の「蔵見学」について教えてください

幸徳さん:セルフ蔵見学にはA,B,Cのコースがあり、それぞれのコースで福寿の酒造りの工程を学ぶことができます。Aコースは「ビデオを観る→試飲→ショップを見る」という流れで、Bコースは「実際に酒蔵を歩きながら見学→試飲→ショップを見る」という流れ、Cコースは団体様用となっています。

編集部:時間や興味に応じてコースを選べるのは、とても良心的だと思います。どちらのコースでも試飲が楽しめるのも、日本酒好きには嬉しいですね。

幸徳さん:おすすめはBコースで、甑(こしき)というお米を蒸す釜や醸造のタンクなどを実際に見ることができます。想像よりも大きく、驚く方が多いです!日本酒はお米を磨く工程が大事なので、精米度合いごとの米の展示も行っています。また当社が一番気を遣っている麹造りについても細かく説明しているので、日本酒について深く学ぶことができますよ。

編集部:釜や醸造タンクはTVなどで見るとなかなかサイズ感のイメージがつかないので、実際に使用しているところを見られるのはとても貴重な経験になりますね。セルフ蔵見学によって神戸酒心館の日本酒について学べるだけでなく、日本酒そのものについても学べそうだと思いました。

「蔵の料亭 さかばやし」について教えてください

幸徳さん:こちらでは神戸ビーフ・丹波や神戸の野菜・明石や淡路の旬魚などの地元の食材にこだわった料理と、蔵元でしか味わえない原酒をはじめとした日本酒とのペアリングが楽しめます。冬季には酒粕をたっぷり使った、蔵元ならではの粕汁も販売しています。

編集部:灘の地で作られた福寿は神戸の食材と味わうとさらに美味しく楽しめると思うので、ぜひペアリングを堪能してみたいです。

幸徳さん:また日本酒は福寿や壱と当社で作られた日本酒のみをご用意しています。とはいえ、さかばやしでは福寿だけでも20種類以上の日本酒があるので、満足いただけるはずです!

編集部:一つの酒蔵でも、20種類以上もの日本酒が作られているのですね。食事とのペアリングを楽しみながら、自分の好きな福寿と巡り合えそうですね。

蔵元ショップ「東明蔵」について教えてください

幸徳さん:こちらは蔵元直営のショップとなっており、日本酒をはじめお酒に関する食品やお菓子、グッズなどを販売しています。おすすめは蔵のタンクから直接持ってきた蔵元限定品の生酒です。風味はフレッシュで飲みやすいですし、瓶詰めをしたものの販売だけでなく、量り売りも可能となっております。

編集部:市販のものとは違った、しぼりたての福寿本来の味わいを堪能することができますね。量り売りも行っているということで、環境への配慮もされていて素晴らしいと思いました。

幸徳さん:酒粕を使った商品も好評で、「甲南漬」さんとコラボした奈良漬けもおすすめですね。また意外かもしれませんが、酒粕を使ったお菓子も大人気となっています。中でもバターを贅沢に使ったクッキーに、純米吟醸の酒粕と、有馬温泉の名物「炭酸煎餅」を混ぜ込んでいる「酒粕バタークッキー」はなんと「五つ星ひょうご」にも選ばれているんです!また酒粕のドーナツ、ゼリーなどの他のところでは見かけない珍しいお菓子も販売しています。

編集部:有馬温泉の炭酸煎餅が混ぜ込まれた酒粕バタークッキーは、まさに神戸のお土産としてぴったりですね!酒粕を使ったドーナツやゼリーは味の想像が全くつかないので、ぜひ一度食べてみたいと思いました。

酒蔵ウェディングについて教えてください

幸徳さん:神戸酒心館では10年以上にわたって酒蔵ウェディングを行っており、館内や庭園で挙式を挙げることができます。庭園は春になるとシダレザクラやソメイヨシノが咲き乱れ、ウェディングフォトを撮影するのにぴったりだと思います。

幸徳さん挙式スタイルも柔軟に調整が可能なので、お気軽にお問い合わせください。料亭さかばやしが会場となることが多いですが、40名以上の場合は酒心館ホールでウェディングを行なうこともあります。たまたま居合わせた一般のお客様が祝福してくれるのもこの場所ならではですよ。

編集部:酒蔵で結婚式を行えるなんて、日本酒好きのカップルにはうってつけの挙式会場ですね。西洋式の結婚式とは一味違った、和の雰囲気漂う挙式はとても素敵だと思いました。

「SAKE塾」について教えてください

幸徳さん:多くの人に日本酒を知っていただいて、より楽しんでいただきたいという考えのもと、酒米や漉し器など日本酒の重要なエッセンスに関しての話をする「SAKE塾」というイベントを2月~11月の期間、毎月開催しています。

初心者の方でも楽しく学べるセミナーになっているので、お気軽に参加していただきたいです。ただ日本酒の知識が学べるだけでなく、会席料理とのペアリングなど味覚を通じて楽しめるのも魅力の一つだと思います。

編集部:いざお酒について勉強しようと思っても中々ハードルが高いので、酒蔵がセミナーを提供してくれるのはとてもありがたいですね!知識を得ることで次に日本酒を飲んだ時に、より充実した時間を過ごせそうだと思いました。

デートスポットとしての「神戸酒心館」について

これまでに訪れたカップルの印象的なエピソードをお願いします

幸徳さん:以前、日本酒が好きなカップルに訪れていただいた時のお話です。酒蔵巡りや料亭さかばやしにてお食事を楽しんでいただいた数ヶ月後に、酒蔵ウェディングをご予約いただいたのが印象に残っています。

ウェルカムスピーチでは酒心館での思い出話をしてくれましたし、お子様ができてからはお食い初めにも来ていただきました。さらに「酒心館でのウェディングが良かった」と友人にも紹介をしていただき、その後数組が挙式を挙げてくださったんです。 

編集部日本酒好きなカップルにとって、酒蔵でのウェディングは夢のような時間を過ごせそうだと思います。またその後、お子様と一緒に訪れた話にもあるように、今後酒心館での思い出が下の世代に受け継がれ続けていくのも素敵ですね。

カップルにおすすめしたい施設内の回り方を教えてください

幸徳さん:一番のおすすめは酒蔵見学で、カップルで利き酒をすることで「この日本酒は自分に合う・合わない」という話のタネにもなると思うので、ぜひ体験してほしいです。

編集部:自分に合う日本酒を見つけるのも楽しいと思いますし、相手の好みを知ることで今後の二人での過ごし方のヒントも見つかりそうですね。

幸徳さん:その後はさかばやしで食事をするといいでしょう!料理が一品一品出てくるので、その料理が会話の糸口になると思います。付き合いたてでどんな話をしようとドギマギしているカップルにもとてもおすすめです。

編集部:一品について味の感想を言い合うのもいいですし、料理が出てくる間の時間も「次はどんな料理かな」などと話を広げることができそうですね。

幸徳さん:日本酒をそんなに飲んだことがない方は、料理に合う日本酒はどれかを聞いてみてください。スタッフが教えてくれるので、その説明を聞きながら食事をしても楽しめるのではないかと思います。

編集部:日本酒って自分が好きだと思っていた銘柄以上に美味しいものと出会うことも多々ありますよね。日本酒を知り尽くしているスタッフさんに教えてもらえる環境は、今後にとってもありがたいと思いました。

思い出に残るような写真スポットを教えてください

幸徳さん:庭園に展示されている大桶の中に座って写真を撮っていただくのが、酒蔵ならではの一番の撮影スポットです。こちらはかつて日本酒の仕込みに使っていた大きさの桶で、約5kl入る大きさは迫力満点だと思います。スタッフが写真を撮ることも可能なので、ぜひお声がけくださいね。

編集部:まるで人が入るために作られたと見間違うくらいの大きさですね。「福寿」と印刷されているので、友人にも神戸酒心館に行ったことを自慢できる写真が撮れそうだと思いました。

幸徳さん:他にも季節ごとの花を楽しむことができるので、庭園に咲く桜や紫陽花の前で写真を撮るのもおすすめですね。和の趣が溢れる庭園となっており、どこで撮っても素敵な思い出に残ることでしょう。

編集部:フォトウェディングに使われることもあるように、どのシーズンでもインスタ映えもばっちりな写真が撮れるのは庭園の魅力といえますね。

「神戸酒心館」を訪れるカップルへのメッセージ

「神戸酒心館」を訪れるカップルへのメッセージをお願いします

幸徳さん:福寿の蔵元である当社でぜひ日本酒を味わって学んで、楽しんでいただきたいです。和の雰囲気漂う穏やかな日本庭園もあるので、日本酒好きな方はもちろん、日本酒を飲んだことのない方でも、これから日本酒を勉強したい方でも満喫できる施設となっています。「お酒好きな方を連れていきたいが、私は飲めない」という方にはノンアルコールカクテルも用意しています。

編集部:神戸ならではの立地を活かし、伝統ある製法で造られる「福寿」の酒蔵である神戸酒心館は、日本酒好きな人にはさらにその面白さを伝えてくれるだけでなく、初心者にも寄り添ってくれるコンテンツが用意されていて、とても魅力的な場所だと思いました。

また日本酒について学んだ後で、料理とのペアリングを楽しめる料亭さかばやしも、グルメが好きなカップルには欠かせない場所ですね。酒心館でのウェディングの様子を見ながら、自分たちの結婚について思いを馳せるのもいいかもしれません。
幸徳さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。

基本情報

住所

〒658-0044 神戸市東灘区御影塚町1-8-17

電話番号

078-841-1121

営業時間

蔵元ショップ 東明蔵 10:00~16:00 
(電話受付は17時まで)
 
蔵の料亭 さかばやし
昼の部 11:30~15:00(Lo 14:30)
呑みの部 14:30~17:30(Lo 17:00)
夜の部 17:30~21:00(LO 20:00)
(電話受付は20時まで)

公式HP

https://www.shushinkan.co.jp/

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