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更新日:2021年4月22日

体験型の美術館?!栃木県日光市にあるとりっくあーとぴあ日光にインタビュー!

今回ご紹介するのは栃木県日光市にある「とりっくあーとぴあ日光」です。トリックアートとは平面で描かれているのに、人間の錯覚によって立体的に見えたり、移動することで絵が変化したりするまさにトリックのような作品です。

鑑賞するだけでなく、触れて、写真を撮って遊べる体験型の美術館となっていて、さらにトリックアート以外にもホログラフィー鑑賞やVR体験など他ではあまりできないアート体験も楽しめるのが特徴です。

今回はとりっくあーとぴあ日光の柏木麻里子さんに、施設のコンセプトやおすすめのデートの周り方、体験についてインタビューしました。

目次

とりっくあーとぴあ日光について

とりっくあーとぴあ日光はどのような施設なのでしょうか?

柏木さん:当館は主にトリックアートを扱う美術館です。平面で描かれた作品なのですが、人間の錯覚によってそれが立体的に見えたり、移動したりすることで見え方が変化するアート作品がトリックアートと呼ばれます。

通常アート作品は鑑賞者として対象を鑑賞するのが一般的ですが、トリックアートは鑑賞する対象の中に自分を入り込むようなイメージですね。こちらも能動的な動きをすることによって自分そのものも作品の一部になれるのが魅力です。

そのため一般的な美術館は館内写真撮影を禁止しているところも多いですが、当館では作品を観るだけではなく作品に触れていただいたり、そこでポーズを取って写真を撮ったりしてもらうことを逆におすすめしています。

編集部:一般的なアート作品とは鑑賞体験そのものが違うというのはとても面白いですね。たくさんの写真を撮ることで、デートの思い出がどんどん増えることも素晴らしいと思いました。

とりっくあーとぴあ日光の見どころについて

ずばりとりっくあーとぴあ日光の見どころは何でしょうか?

柏木さん:館内がいくつかに分かれており、テーマごとに分かれたエリアとトリックアート以外が展示されていたり、体験ができたりするエリアがあります。特に人気のエリアは「エジプトへの旅」「世界の名画と彫刻」「華厳の滝」ですね。

編集部:トリックアートもそれぞれコーナーに分かれていて、多くの作品が展示されているんですね。またそれら以外の作品や体験も用意されているのは、一度の来館で何度も楽しめるので素晴らしいと思いました。

「エジプトへの旅」について教えてください。

柏木さん:エジプト旅行をテーマに作られた空間です。トリックアートを配置しているのと同時に、空間自体が迷路になっていてピラミッドを探検するような体験をすることができます。

編集部:トリックアートを使った上で、迷路というコンテンツまで盛り込んでいるのは体験として充実していますね。

「世界の名画と彫刻」について教えてください。

柏木さん:世界の名画と有名な彫刻をモチーフにしたトリックアートを展示しています。例えば「モネの庭」の絵画の中に入り込んでいるような写真を撮ることができます。

編集部:こちらの作品はどのような作りになっているんですか?

柏木さん:実は背景が絵になっておりその手前に額縁の絵が書いてあるので、間に入って写真を撮ると、実際の絵の中に入り込んでいるような写真を撮ることができるんです。

トリックアートの中に入り込んで楽しむこともできますし、その体験によって世界の名画についてさらに詳しくなれるという一石二鳥の体験ができますよ。

編集部:実際にその作品の中に入ったら、これまでただ鑑賞するだけだったアートがより身近なものに感じることができそうです。

「華厳の滝」について教えてください。

柏木さん:日光市の観光スポットにもなっている華厳の滝のトリックアートが展示されているんです。2階まで使って描かれていて、HPなどの写真で見るよりも実際はかなり大きく感じるので迫力も満点です。いらっしゃる方皆さん写真を撮っていかれますよ。

編集部:華厳の滝の迫力が、錯覚により絵画以上に感じるのではないでしょうか。これはぜひ目の前で楽しんでいただきたいです!

他にもおすすめな作品はありますか?

柏木さん:他にも「エイムズの部屋」は皆さん見ていかれます。ここは自分が小人や巨人になった気持ちになれる部屋です。写真も撮りやすく、見栄えもとてもいいのでおすすめしています。

また個人的には「檻」の作品も好きです。ここは中に入る時カーテンを開けると、急にアインシュタインの顔が出てくるので驚く方が多いです。トリックアートらしい表情を持った作品だと思います。どこに飾ってあるかはHPなどではわからないのでぜひ現地までお越しいただいて探して欲しいと思います。

編集部:トリックアートらしい作品というのはトリックアートにたくさん触れている柏木さんだからこそ言えるコメントだと思います。実際にいくことで見聞きするのとは全然違う感動を得られそうですね。

ホログラフィーアート館について教えてください。

柏木さん:敷地内の別館にて常設でホログラフィーアートを展示している施設になります。ホログラフィーアートとはレーザー光を使って3次元(立体)像を平面に記録・再生する技法によって作られた立体写真です。40点ほど展示しているのですが、移動すると画像が変わって見えたり、近くで見ると飛び出したりするようなものが多いです。

編集部:その点はトリックアートと近いものを感じますね。

柏木さん:トリックアートとの大きな違いは写真を撮っても立体的に見えたりするわけではないという点です。こちらはご自身の目でここで実際に見ることでしか体感できない展示となっています。

なかでも「ダイナソー」という作品がおすすめです。こちらは幅が70cmほど、高さが1mほどあって比較的大きな作品となっています。

編集部:浮き出して見えるのに実際に触ることができないところはとても幻想的ですね。写真を撮って楽しめる作品と、ここでしか楽しめない作品がどちらもあるのは、実際に訪れる大きな理由になると思いました。

謎解き体験について教えてください。

柏木さん:謎解きトリックアートミュージアムで現在開催しているのが「Trick Dungeon ~トリックダンジョン~」です。謎解き体験を始めてから4回目の企画です。謎解きの初心者や子供向けのEASYレベルと中級者以上向けのNORMALレベルの2つのコースがあります。

2つともトリックアートに絡めたものになっているので、トリックアートを鑑賞しながら謎解きも楽しめるお得な体験となっています。ヒントカードなどもあり、制限時間もないので謎解きが苦手な方や初めての方でも楽しめますよ!
EASYレベルが500円、NORMALレベルが800円です(入場料別、税込)。

編集部:謎解きと聞くと、なんとなく難しい印象を持っていたんですが、初心者向けのコースがあるのはとてもありがたいですね。トリックアートを絡めた謎解き体験は他のところとはまた違った楽しさを体感できそうです。

VR ROOMについて教えてください。

柏木さん:こちらは期間限定で2019年7月から新設された期間限定の施設になります。「アーバンキックウェイ」というVRでジェットコースターに乗る体験ができる作品と、「VRお化け屋敷 人体研究施設 ~独房からの脱出~」という2人で協力してお化け屋敷を脱出する体験ができる作品の2つを楽しんでいただけます。

編集部:VRコンテンツの中でもより臨場感を得られそうな作品が体験できるようになっているんですね。特にお化け屋敷は、VR体験と相まって通常のお化け屋敷よりも恐怖を感じそうですね。

キャンドル・オルゴールワークショップについて教えてください。

柏木さん:キャンドルワークショップはまずキャンドルの器を決めていただきます。そして好きな色の砂を少しずつ重ねながら、クジラやハートの形をした可愛らしいガラス細工を入れてもらいます。最後にジェルを注いで、オリジナルの可愛らしいキャンドルを作っていただけるという体験です。

オルゴールワークショップは部品をご自身で選んでいただいて、接着剤などを作って自分だけのオルゴールを作っていただけるワークショップになっています。

編集部:一見トリックアートと関係がなさそうに見えて、キャンドルやオルゴールの幻想的な見た目はどこかトリックアートとつながりを感じますね。自分だけの一品ができるのも素敵ですし、プレゼントにもピッタリですね!

おすすめのお土産などはありますか?

柏木さん:トリックアートの美術館ということで、視覚効果のあるお土産を多く扱っています。写真が浮いて見えるSNS映えするようなクリアファイルや、Mozuさんというアーティストの錯視トリックノート「NOUTO」も取り扱っています。他にもVRゴーグルなども販売しています。

編集部:お土産やグッズなどもトリックアートに関するものが売っており、お家でもその体験が楽しめるのは素晴らしいです。

デートスポットとしてのとりっくあーとぴあ日光

これまで訪れたカップルのエピソードなどはありますか?

柏木さん:当館は恋人の聖地のサテライトに認定されているので、恋人の聖地オリジナルのモニュメントが置いてあります。このモニュメントの前で写真を撮られる方が多いですね。また愛鍵という南京錠も販売しているので、それを敷地内の施錠ポイントで繋いで写真を撮っていただく姿もよく見られます。

編集部:名前の通り恋人の聖地になっているんですね。カップルで訪れた際は「愛鍵」をすることも忘れないようにしましょう!

カップルにおすすめの園内の回り方を教えてください。

柏木さん:やはりトリックアートを楽しんでもらうことが1番です。お互いにアートと一緒に写真を撮ってもらうことで思い出にも残ります。スタッフにもお声がけいただいたら撮影しますので、お二人でアートの中に飛び込んでもらえたら嬉しいです。

そして謎解きゲームにもぜひ挑戦してもらいたいと思います。2人で同じ謎に挑戦することで、より仲が深まること間違いなしです。VR ROOMもお二人で体験できるので、一緒に臨場感を味わってもらえればと思います。

編集部:2人で一緒に楽しめる展示や体験が多いのは本当に魅力的ですね。謎解きなど共同作業も必要なので、二人の仲が深まることが期待できそうです!

とりっくあーとぴあ日光を訪れるカップルへメッセージ

とりっくあーとぴあ日光を訪れるカップルへのメッセージをお願いします。

柏木さん:トリックアートは、見るだけでなく写真を撮ってこそ本当の面白さがわかります。二人で相談しながら楽しいいポーズを考えて写真を撮れば、カップルの距離もぐっと縮まること間違いなしです。

またプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットとして「恋人の聖地サテライト」にも認定されており、まさにカップルの方おすすめのデートスポットにもなっています。

謎解きゲームやVRアトラクションなど期間限定イベントなども定期的に開催していますので、ぜひ、とりっくあーとぴあ日光にご来館ください。

編集部:ただ鑑賞するのではなく一緒に考えたり相談しながら楽しめるというのは、トリックアートを扱うスポットならではの体験ですね。日光を訪れた際には、ぜひとりっくあーとぴあ日光で臨場感満載の体験をしてみてください!

基本情報

住所

〒321-2525 栃木県日光市小佐越1-4

電話番号

0288-77-3565

営業時間

9:30〜17:00

入園料

大人1,900円 小人1,100円

公式HP

http://trickart-pia.com/

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