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更新日:2021年10月14日

ただのお土産施設ではない?沖縄旅行へ行くカップル必見!体験も食事も楽しめる御菓子御殿にインタビュー!

今回ご紹介するのはあの沖縄銘菓として名高い「紅いもタルトを生み出した(株)御菓子御殿さんが運営しているお土産施設、御菓子御殿です。

こちらはただのお土産施設ではなく、工場見学ができたり、恐竜パークがあったり、首里城を模した建物でできていたりと、それぞれの店舗でその場所に合った見どころがあり、館内では様々な体験や美味しい食事を楽しむこともできるんです。

今回はそんな御菓子御殿の魅力や、おすすめのお菓子、御菓子御殿でできる体験、デートスポットとしての楽しみ方について御菓子御殿の具志堅さんにインタビューしました。

目次

「御菓子御殿」について

「御菓子御殿」について教えてください

具志堅さん:当社は元々は洋菓子店で今では沖縄土産の筆頭ともいえる紅いもタルトを1986年に発売し、機内食のお菓子として採用されたのをきっかけに、県内外のお客さんに認知されるようになりました。その後沖縄のお土産施設として首里城を模した店舗を建設し、「ふれられる首里城」というコンセプトでオープンしたのが御菓子御殿です

この恩納店をはじめ、現在では他にも紅芋の名産地で有名な読谷(よみたん)本店、ギャラリーカフェも併設している国際通り松尾店、沖縄料理を提供するレストランと恐竜PARKで有名な名護店の4店舗を含め、全部で10店舗あります。ただのお土産施設ではなく、店舗全体で沖縄を体感できる施設なのが特徴です。

編集部:あの有名な紅いもタルトの元祖が御菓子御殿さんなんですね!各店舗にもそれぞれ特徴があって、色々な店舗を巡ってみたいと思いました。

「御菓子御殿」のお菓子について教えてください

具志堅さん:やはり認知・売上ともに、読谷村の名産品である紅芋を使った紅いもタルトが不動の1番人気となっています。その姉妹品として作られた紅芋・茜芋を使用したいもいもタルトも人気です。

他にもすぐに食べていただくことをおすすめしている冷凍スイーツの紅いもの生タルトも多くの方にご購入いただいています。やはり認知としてはタルト系が有名ですね。他にも3年前から発売を開始した黒糖ショコラとろ〜るも人気となっています。黒糖がごろっと入ったチョコレートのクッキーなんです。

編集部:紅いもタルトをはじめとして他にも色々なタルトがあると知り、ぜひ一つ一つ食べてみたいと思いました。生タルトのように現地で食べるとよりいっそう美味しい商品があるのもいいですね!

御菓子御殿でできることについて教えてください

具志堅さん:施設内ではお土産の購入やご飲食はもちろん、店舗によって工場見学や紅いもタルトの手作り体験、恐竜パークでのアクティビティなども楽しむことができます。人気商品のバラ売りも行っており、自分で好きなアソートを作ることができるのも大きな特徴です。また味を全て確かめてほしいので試食が充実しているのも自慢の一つとなっています。(※新型コロナウイルス感染症の影響で現在は休止しています)

編集部:お土産施設と聞いていたので「道の駅」のような場所かと思っていましたが、他にも様々な体験ができる場所なんですね!その上でお土産施設だからこその販売方法も採られており、好きなものを好きな分だけ購入できるのはありがたいですね。

「御菓子御殿」の見どころについて

紅いもタルト手作り体験について教えてください

具志堅さん:こちらはその名前の通り、ご自身で紅いもタルトを手作りしていただくという体験です。用意されたタルト生地と紅芋ペーストを使うのですが、タルト生地を型に入れてもらい、できたタルトにペーストをご自身で絞っていただく、という内容になっています。所要時間は1時間くらい恩納店にて体験できます(体験後完成まで1時間必要です)。スタッフが説明しながら一緒に行っていくので初心者の方でも無理なく体験いただけます。

また出来上がったタルトを入れる体験用のボックスにはメッセージや絵を描くことができるので、ぜひこの世に一つの「紅いもタルト」を手作りしてください!お土産用にはもちろん、ご自宅に思い出として持ち帰るのにもぴったりです。

編集部:あの沖縄銘菓である紅いもタルトを自分の手で作れるのはテンションが上がります。自分たちで作ったものを家に帰って食べるというのは思い出を2度楽しめていいですね。

工場見学について教えてください

具志堅さん:大型店舗には工場施設が併設されており、読谷本店と恩納店では工場がガラス張りになっているので店舗から工場が見学できます(時間により稼働していない場合もあります)。渦を巻くように機械が動きながら紅いもタルトの模様が作られる工程を見るのもとても面白いです。またこちらは予約する必要はありません

編集部:普段見慣れたお菓子が大量に作られる様子を見る機会はあまりないのでとても興味深い体験だと思いました。予約の必要がないのも気軽に参加できるので、ふらっと訪れたカップルでも楽しめますね。

レストランについて教えてください

具志堅さん:それぞれの店舗にカフェやレストランが併設されているので、各場所の空気を満喫できてとてもいい時間を過ごせると思います。例えば恩納店には展望レストラン「美ら海」では、全席オーシャンビューなのでエメラルドグリーンの海を臨みながら食事が楽しめるんです。ゴーヤーチャンプルーや沖縄そばなどの沖縄料理を楽しむことができますよ。

編集部:それぞれの大型店舗で沖縄の自然に囲まれながら食事を楽しめるのは嬉しいです。エメラルドグリーンの海を眺めているだけで、タルト作りの後の待ち時間もあっという間に過ぎそうだと思いました。

お土産について教えてください

具志堅さん:先ほどご紹介したお菓子はどの店舗でも販売しており、どれも人気の商品となっています。他にも沖縄ならではの食品なども扱っており、調味料や沖縄そばのセット、酒造の泡盛などを取り揃えているんです。またお菓子だけではなく、ぬいぐるみや琉球ガラス、シーサーの置物なども販売しています。もちろんここから全国への発送も可能です。

編集部:お菓子だけでなく、沖縄にまつわる食品やグッズまで取り揃えられているなんて、こちらに来るだけで沖縄土産の全てが揃ってしまいそうですね。ここから発送できるというのも遠方からきた人にとっても助かりますね。

「DINO恐竜PARK やんばる亜熱帯の森」について

「DINO恐竜PARK やんばる亜熱帯の森」について教えてください

具志堅さん:ところどころに恐竜たちが生息している、やんばる地域の亜熱帯植物を集めた植物園になります。とはいっても当然、本物の恐竜がいるわけではなく、動いたり鳴いたりする恐竜のオブジェが置いてあるんです。元々はヒカゲヘゴなどが展示されている植物園だったのですが、この植物が恐竜がいた時代から自生していたという背景から恐竜たちを配置しました。太古の森の中を探検するような気持ちでぜひ楽しんでみてください。

編集部:まさにジュラ紀や白亜紀の世界だと言われても信じてしまうくらいの景色が広がっていますね。植物園としても十分に楽しめそうですが、ここに恐竜がいることでより迫力のある探検ができそうです。

おすすめの楽しみ方について教えてください

具志堅さん:なんといっても映画「ジュラシックパーク」のように恐竜たちがいる森の中に入っていくような感覚が楽しめるのがおすすめのポイントです。体長8mのティラノサウルスや首の長さが6mの首長竜などもおり、思ったよりリアルな恐竜の姿に小さなお子様の中には泣いてしまう子もいます。そのためデートではある意味で吊り橋効果的なものも楽しめるかもしれません。

また触ることができる恐竜たちもいるので、触っている姿を写真に収めたり、一緒に写真を撮ったりしても楽しいと思います。中には紅いもタルトを食べている恐竜がいたりするので、探すのを楽しんでもらうのもいいでしょう。

編集部:そんなに大きな恐竜たちのオブジェがあるのですね!人間とのサイズの比較などができて、とても盛り上がりそうです。また御菓子御殿の遊び心が詰まったギミックを見つけるのも楽しそうだと思いました。

恐竜ショップについて教えてください

具志堅さん:「DINO恐竜PARKやんばるの森」の中にある恐竜ショップです。これほど大きな恐竜たちのショップはおそらく沖縄にはないかと思います。人気のあるグッズは恐竜のイラストが入った恐竜クッキーや恐竜たちのぬいぐるみです。また御菓子御殿ですので、お菓子の販売も行っています。

編集部:恐竜ショップもあるなんて、甥っ子や姪っ子のお土産にはもってこいですね。御菓子御殿に並んでいる恐竜のお菓子の味も気になります!

デートスポットとしての「御菓子御殿」

思い出に残るような写真スポットはありますか?

具志堅さん:それぞれの店舗が趣向を凝らして作られているので、各店舗でみなさんが思い思いのフォトスポットを見つけてほしいです。国際通り松尾店の首里城のような外観も記念写真はピッタリですし、恩納店の目の前にあるビーチで写真を撮るのもいいと思います。名護店では恐竜と一緒に撮影することもできますし、読谷本店の店の前に広がるサトウキビ畑も絶景です。

編集部:首里城のような外観もビーチも、恐竜たちもさとうきび畑も各店舗でそれぞれに違った個性を持っており、全てが写真映えするなんてとても素晴らしいですね。それぞれの場所で二人で紅いもタルトを持ちながら写真を撮るのもいいかもしれません。

カップルにおすすめの施設内の回り方を教えてください

具志堅さん:恩納店にお越しいただく際にはタルト体験をぜひおすすめします。体験が終わったら待ち時間にレストランで食事をしていただいたり、お土産を選んでもらってもいいですし、ダイヤモンドビーチと呼ばれている施設の目の前のビーチでのんびりと過ごしていただくのもいいかもしれません。エメラルドグリーンが広がる絶景で、こちらのビーチはウエディングフォトを撮影しているカップルがいるくらいなんです。

編集部:体験の待ち時間を持て余すことなく楽しめるのはとても素晴らしいと思いました。ウエディングフォトが撮れるようなビーチがあるということで、カメラ好きのカップルにはぜひ訪れてほしいですね。

ブライダルギフトについて教えてください

具志堅さん:御菓子御殿ではブライダルギフトもお申受けできます。カタログも用意しており、ブライダル用の窓口も設けているのでお気軽にお問い合わせください。詰め合わせの種類についての相談に乗ることもできます。

編集部:最近リゾート挙式なども増えているので、沖縄での結婚式の際に引き出物にはもってこいですね。気軽に相談ができる点も県内外の人にとってありがたいと思いました。

「御菓子御殿」を訪れるカップルへ

御菓子御殿を訪れるカップルへメッセージをお願いします

具志堅さん:カップルの皆様にはぜひ一緒に手作り体験をしていただいてお互いの感性をわかり合うことも面白いかと思います。例えば丁寧に絞って工場で作ったものと変わらないくらいのタルトに仕上げる人もいれば、個性的なタルトに仕上げる人もいて、タルト作りで相手の性格をより把握できるかもしれません。

また作ったタルトは世界に一つのお土産になりますし、記念として持ち帰るのもおすすめです。それだけでなく、施設内にはカップルで楽しめる様々なお店や写真にぴったりな場所もたくさんあります。ぜひお二人で訪れていただきたいと思います。

編集部:タルト作りにも人柄が表れるというのは、紅いもタルトを昔から作り続けている御菓子御殿の中の人だからこそ出る深みのあるお言葉だと感じました。普段は空港でささっとお土産を選んでいる人も、沖縄土産探しも楽しめ、様々な体験も同時に楽しめる御菓子御殿で購入することを検討してもいいかもしれませんね。

みなさんも沖縄旅行の際にはぜひ御菓子御殿を訪れてみてください!
具志堅さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。

基本情報

住所

〒904-0404 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣100番地(恩納店)
〒904-0328 沖縄県中頭郡読谷村宇座657-1(読谷本店)
〒905-0004 沖縄県名護市中山1024-1(名護店)
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1丁目2-5(国際通り松尾店)

電話番号

098-982-3388(恩納店)
098-958-7333(読谷本店)
0980-54-8515(名護店)
098-862-0334(国際通り松尾店)

営業時間

9:00-18:00(恩納店)
9:00-18:00(読谷本店 )
9:00-18:00(名護店 )
10:00-19:00(国際通り松尾店 )

公式HP

https://www.okashigoten.co.jp/

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